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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年12月
346/365

【揺花草子。】[#4703] 命を捨てても曲げられない信念。

Bさん「ここ数日終盤に差し掛かっている秋クールの中で

    ここまで話題に挙げて来てなかった作品と言う事で

    『オーイ!とんぼ』についてお話して来てましたが、

    今日はまた違う作品を取り上げたい。」

Aさん「ん、おぉ。」

Cさん「ズバリ『チ。—地球の運動について—』よ。」

Aさん「んん!」

Bさん「作品の視聴基準として幼女が出るかどうかを掲げる阿部さん的には

    前半はカット候補だったろうけども

    中盤からヨレンタちゃんが登場してきて持ち直した感が

    あるんじゃないかな。」

Aさん「そんな基準を掲げた覚えはないし

    ヨレンタちゃんは別に幼女じゃないだろ。」

Cさん「15世紀ごろのヨーロッパ某国を舞台に、

    発展著しい天文学と宗教的教義の摩擦あるいは激突、

    そしてそのさなかで命を懸けて探究する人々の輝きを描いているわ。」

Aさん「そうですねえ。」

Bさん「作品はあくまでフィクションであって、

    作中で『教会』などと呼ばれているものは我々のリアルな世界における

    特定の宗教を表したものではないけれども、

    歴史書や物語など色んな書物から読み取れる

    15世紀当時のヨーロッパの雰囲気が良く描かれていると思います。」

Aさん「そうだね。」

Cさん「1つポイントになるのは、作中の登場人物、

    みんな裸眼で観測をしているところよね。

    リアルな歴史では望遠鏡の発明は16世紀後半から終盤と考えられていて、

    『チ。』の舞台となる15世紀にはまだ存在していなかったわ。」

Aさん「ふむふむ。」

Bさん「裸眼で惑星の逆行を観測できるだけの目とか精度とかを

    あの時代に見出せていたと言うのはすごい話だよね。

    しかも天文に覚えがある人たちにとってはそれは半ば常識として

    知られていたように見える。」

Aさん「確かに。

    その不規則に見える動きが神の意志とは考えづらいと言う

    当時の宗教観からはかなり踏み込んだ考えを抱く人々が

    地球を動かしていく事になるんだね。」

Cさん「主人公として地動説に挑んでいく事になるであろう少年ラファウが

    3話目にして早くも退場となったのも話題となったわ。」

Aさん「ですね・・・!」


Bさん「金髪キャラは3話目で退場するって言う

    ジンクスでもあるのかね?」

Aさん「マミさんの事言ってる!!???」


 そんなものはない。

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