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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年11月
309/365

【揺花草子。】[#4666] 記憶違いでなければ。

Bさん「昨日はサザエさんにおいて波平はマスオさんにとって

    不倶戴天の敵であると言う話をしたね。」

Aさん「そんなエッジ立ちまくりの話じゃなかった気がするんだけど!!?」

Cさん「まあなんにせよ二世帯同居はそれぞれの思惑が複雑に絡み合って

    何かとギスギスしがちだと言う事よ。」

Aさん「やめて下さい。

    仲良くやってるご家庭だってきっといっぱいありますよ。」

Bさん「サザエさんと言えばいろいろツッコみどころがたくさんあるよね。

    お隣の伊佐坂さんのとこの甚六さんとか

    ワカメちゃんのクラスメイトの堀川くんとか。」

Aさん「あぁ・・・堀川くん・・・。」

Cさん「彼の奇行は阿部さんに勝るとも劣らないところがあるわよね。」

Aさん「いや大幅に劣ってる自覚がありますけどね?

    堀川くんの足元にも及んでないと思いますけどね?

    と言うか別にぼく奇行してないでしょ!!」

Bさん「そう? 学生時代のあだ名は『音速の奇行師』だったんでしょ?」

Aさん「違うよ!!?

    何でそんな没後30周年を迎えるレジェンドドライバーみたいな

    あだ名なの!!?」

Bさん「ま、ともかくバラエティに富んだいろんなキャラクターが

    登場するサザエさん。

    そう言ったサブキャラの中に、ご存知イクラちゃんがいますね。」

Aさん「んん。そうだね。」

Cさん「給料泥棒のクズ編集であるノリスケさんと

    タイ古式マッサージが得意なタイコさんの子供ね。」

Aさん「ノリスケさんのクズ編集はともかく

    タイコさんのタイ古式マッサージはソースないのでは?」

Bさん「イクラちゃんは年端もいかぬ幼児で、

    まだ『ハーイ』『チャーン』『バブー』くらいしか喋れない。

    とは言えその3つの言葉で周りの人々との意思疎通を

    成立させている点は特筆に値すると思うけど。」

Aさん「いやまあ、それはそうかもだけど・・・。」

Cさん「阿部さんなんてネイティブの日本語を使えるのに

    他人との意思疎通がままならないって言うのにね。」

Aさん「嫌な言い方しないでください。」

Bさん「幼子と言う事でイクラちゃんはおもちゃで遊ぶシーンもあったりする。

    積み木とかミニカーとかね。」

Aさん「んん。まあ。」

Cさん「ところで、もうずいぶん昔の話になると思うんだけど、

    サザエさんのアニメはその昔はご存知東芝さんの一社提供だったわよね。」

Aさん「そうでしたね。

    今はどうなってるのかよく知りませんけど。」

Bさん「そしてこれまたずいぶん昔の話だけど、

    かつて存在した F1 チームに『フットワーク』と言うチームがあって、

    そこに東芝さんがスポンサードしていた時代がありました。」

Aさん「あぁ・・あれだね、アロウズに出資していた頃だね。

    確か赤白のマシンデザインだったよね。」

Bさん「ナカPが言うには、その頃のサザエさんで、

    イクラちゃんがそのフットワークのミニカーで遊んでるシーンが

    描かれた事があるって言うんだよ。」

Aさん「えぇー・・・? サザエさんでそんなシーンが・・・?」

Cさん「嘘くさいでしょ?」

Aさん「嘘くさいですね・・・。」


Bさん「絶対ガセネタか嘘だと思ってるんだけどね。」

Aさん「信用ゼロだな!!!」


 本当なんだけどなあ・・・。

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