【揺花草子。】[#4651] 群雄割拠。
Bさん「そんなわけで昨日はいよいよシーズンも終盤となる
F1 2024シーズンについてお話ししました。」
Aさん「んん。そうだね。」
Cさん「この話数が公開されるのはアメリカ GP の決勝の前だけど、
この後メキシコ GP、ブラジル GP とアメリカ大陸3連戦になるわね。
いずれも日本では深夜から未明にかけての時間帯にスタートで、
とっても大変ね。」
Aさん「とっても大変ですね・・・。」
Bさん「その後2週間おいて最後の3連戦。
ラスベガス GP、カタール GP、アブダビ GP へとなだれ込む。
オータムブレイク前の趨勢を考えればタイトル争いは
最終戦までもつれる可能性も充分にあるんじゃないかな。」
Aさん「そうかも知れないね。特にドライバーズタイトルはそうだろうね。」
Cさん「そうね。
コンストラクターズタイトルは
首位に立ったマクラーレンがこの先も大崩れしなければ、
と言うかレッドブルが驚異的な復調を遂げない限りは
殆ど盤石と言って良いと思うわ。」
Aさん「ですね。
むしろレッドブルは背後に迫るフェラーリに抜かれる可能性さえ
懸念しなきゃいけないくらいですし。」
Bさん「その一方ドライバーズタイトルは混戦模様。
前半の貯金の大きさを考えれば
間違いなくフェルスタッペン選手が有利で、
4度目の戴冠は概ね確実と考えられるけれども、
後半戦始まった直後みたいな表彰台すら覚束ないようなリザルトが
今後も続くようだったら、タイトル争いは俄然面白くなると思う。」
Aさん「そうだねえ。
それでもフェルスタッペン選手を追うノリス選手はこの先
1戦も取りこぼしが許されないってぐらい
かなりシビアな戦いになりそうだけど。」
Cさん「そうね。
チームメイトのピアストリ選手だって何なら虎視眈々の心持ちだし、
ルクレール選手だって可能性と言う意味ではゼロじゃないわ。
サインツ選手も移籍前にもう1つ花を添えたいと考えるでしょうし
ラッセル選手やハミルトン選手だって全然やる気満々よね。」
Aさん「ですね。
そう言う風に上位陣でポイントを食い合ってくれれば
フェルスタッペン選手的には楽になるでしょうけど。」
Bさん「その通り。
全員が仲間でライバルってわけです。ニジガクです。」
Aさん「ニジガクではないと思うけど?」
Bさん「そう言う観点ではレッドブルの、と言うか
フェルスタッペン選手の優位は割と堅くて、
これを今シーズンのうちに突き崩すのはまだまだ容易ではないだろう。」
Aさん「うーん・・・。」
Bさん「他チームが合従軍を形成して
一丸となって挑んで来るなら別だが。」
Aさん「それは談合では?」
引きずり下ろすためには手段を選ばない。