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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年10月
293/365

【揺花草子。】[#4650] アピール。

Bさん「最近はゲームの話が続いていたから

    今日は久しぶりに F1 の話でもしようかな。」

Aさん「んん。おぉ。」

Cさん「折しもこの週末はオータムブレイクが明けて

    アメリカ GP が開催されている週末ね。」

Aさん「オータムブレイクなんて言い方します?」

Bさん「我らが角田選手が所属するレーシングブルズは

    先のシンガポール GP の終了後にリカルド選手の解雇と

    代わりに今季最終戦までローソン選手を乗せる事を発表したね。」

Aさん「そうだったねえ。

    聞くところによればもうシンガポール GP の前には

    リカルド選手本人には通達されていたらしいけども・・・。」

Cさん「今年チーム名が変わったのもリカルド選手が

    スポンサーを持ち込んできてくれたおかげとも言われていて、

    そんな彼を解雇するのにかなり調整が大変だったらしいなんて話も

    聞こえるわね。」

Aさん「ですね。

    それにローソン選手も来期以降の契約維持のために

    今シーズン5戦くらいレースに出走しなきゃいけない契約だった

    なんて話もありますし・・・。」

Bさん「ここに来て競争力を失ってきていると目されるレッドブル、

    上級スタッフが次々と離脱していく様にチーム崩壊の足音が

    ひたひたと迫っているんじゃないかなんて見立てもある。

    そしてそのチーム内のゴタゴタ・・・だけじゃないけど、

    色々嫌気がさしちゃってフェルスタッペン選手が移籍、

    あるいは何なら早期引退なんて言う事だって

    あり得るんじゃないかなんて囁かれたりもしてるよね。」

Aさん「まあね・・・長い契約があったりはするけど

    F1 の世界では契約なんて『行けたら行く』ぐらいの口約束程度の

    意味合いしか持たないもんね。」

Cさん「もちろん一度結ばれた契約を反故にするためには

    大変な額のお金が動くわけだけど、

    逆に言えばお金に糸目をつけないなら大体の事がやれるのが

    F1 と言う世界の魔窟っぷりよね。」

Aさん「確かに・・・。」

Bさん「そんなわけでフェルスタッペン選手もこの先ずっと

    チームに居るわけではないかも知れないと言う最悪のパターンを考えると

    レッドブル陣営としてはローソン選手のキープは重要なのかも。」

Aさん「まあ・・・その考えは分からないでもないが・・・。

    だったらそのポジションを引き継ぐのは

    陣営で今最も成長著しい角田選手なんじゃないのって気は

    するけどね・・・。」

Cさん「それは本当にそうよね。

    ホンダの紐付きと言う点を余程嫌っていると見えるわ。」

Aさん「うーん・・・。」

Bさん「実際フェルスタッペン選手がもし仮にいなくなったら

    普通に他所からドライバーを連れて来るだろうしね。

    さすがに少なくとも今のローソン選手からは

    フェルスタッペン選手と同じ役割を果たせる期待感は見出せないよ。」

Aさん「フェルスタッペン選手が図抜け過ぎって言うのは

    あると思うけどな・・・。」


Bさん「だったら試しにぼくを乗せてみるってのも

    良いんじゃない?って話になると思うし。」

Aさん「そう言う話にはならないと思うよ?」


 18歳以上と言う条件もなくなりましたしね。

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