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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年10月
292/365

【揺花草子。】[#4649] 先を見通す。

Bさん「昨日はついつい野良マルチにありがちな上位プレイヤーからの

    初心者プレイヤーいじめ問題について語ってしまいました。」

Aさん「んん。

    サービスインの頃から始めてるプレイヤーにとっては

    後から来るのは全部素人に見えるみたいなところはあるだろうしね。」

Cさん「まあオンラインのコミュニティが荒れてると早晩

    サービス自体も過疎っちゃうわよ。

    いつだって初心者を取り込む事がサービスの健全な維持には

    不可欠なんだから。」

Aさん「それはそうですねえ。」

Bさん「ま、そんなわけで話をグッと戻して、

    『ドラクエ III』までの隙間を埋めるべくプレイを始めた

    『サイレントヒル』シリーズです。

    『the Short Message』は短編なので数時間で終えられる。

    そしてその後いよいよ取り組むのが先日フルリメイクがリリースされた

    『サイレントヒル 2』でございます。」

Aさん「んん・・・!」

Bさん「まだとっかかりの部分なんだけど、本作は

    ジェイムスと言う普通のおっさんが主人公。

    3年前に病気で妻を亡くしたんだけど、

    その妻からなぜか手紙が届く。

    そしてその手紙には『サイレントヒルであなたを待つ』的な内容が・・・。

    ジェイムスはそんなわけはないと思いつつも、愛した妻への思慕から

    謎のクリーチャーが徘徊する危険なサイレントヒルの街へ

    足を踏み入れる・・・と言う感じ。」

Aさん「えー死者からの手紙・・・?」

Cさん「詐欺の気配が感じられるわね。」

Aさん「わざわざそんな命がけの詐欺仕掛けます?」

Bさん「ジェイムスは何かはっきりしない顔立ちの

    うだつの上がらないおっさんって感じなんだけど、

    迫り来る不気味なクリーチャーたちを鈍器でぶん殴って退けるくらいの

    腕っぷしはあるわけです。」

Aさん「ふむ。」

Cさん「じゃなきゃクリーチャーたちが枯れ枝のような虚弱かどちらかね。」

Aさん「それはないのでは!!?」

Bさん「人の気配が全くなく、濃い霧に包まれ僅か数m先も見通せない

    サイレントヒルの街は不気味の一言。

    昼間の明るさはあるけれども先が見通せない恐怖感は

    暗闇によりもたらされる根源的な恐怖とは

    また違う種類のものがあると感じるよ。」

Aさん「むむ・・・。」


Bさん「サーマルスコープとか欲しくなっちゃうよ。」

Aさん「うだつの上がらないそこら辺のおっさんが

    サーマルスコープなんて持ってる?」


 この先アイテムとして登場するかも?

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