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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年10月
290/365

【揺花草子。】[#4647] 加点ポイント。

Bさん「昨日は1ヶ月後に迫った『ドラクエ III HD-2D リマスター』の

    リリースまでの間にぽっかり空いたエアスポットを埋めるために

    『サイレントヒル』シリーズを始めてみたと言う話をしました。」

Aさん「んん。」

Cさん「2月に PS5 向けにリリースされた無料の短編

    『the Short Message』と言うタイトルなんだけど、

    アクションホラーである同シリーズとは少し趣を異にしていて、

    本作の主人公は10代後半のメガネ少女よ。」

Aさん「んん・・・おぉ・・・。」

Bさん「メガネと言う点で興味を惹かれるのはさすが阿部さんと言う気がする。」

Aさん「何だよダメなのかよ!!」

Cさん「まあでもなんとも薄ら寒いと言うか陰鬱なお話よ。

    CERO: C と言う区分ではあるけども多感な10代の子どもに

    あんまりプレイして欲しくはないかも知れないわ。」

Aさん「あら。カトリーヌさんがそんな事言うの珍しいですね。」

Bさん「その点ぼくは10代なかばの美少女とは言え

    精神的には成熟した大人の女性だからそこら辺は心配ご無用だよ。」

Aさん「精神的に成熟した大人の女性とは。」

Cさん「さっきも言った趣を異にするって言う部分は、

    同シリーズはだいたい街を探索して目的を果たしていく

    アドベンチャーゲームなわけだけど、

    そのさなかで不気味なクリーチャーなどと戦闘を繰り返す事になるわ。

    『the Short Message』はクリーチャーと言うか敵キャラは登場するけど、

    主人公が10代後半のひ弱な少女と言う事もあり戦闘はないの。

    捕まったら一発アウトと言う極限の緊張感の中で

    ただただ逃げ回るより他なく、

    舞台がろくに周りも見えない暗い廃マンション内と言う事もあって

    緊迫感が半端ないわ。」

Aさん「お・おぉ・・・そうなんですね・・・。」

Bさん「幸いにして敵が出現するタイミングは『予兆』があるから、

    逆に言えばその予兆がない限りは恐れる事なく

    ガンガン進んでいけるんだけど、

    まあやっぱり敵が出ないと解ってはいても殆ど真っ暗な中を

    悠然と歩き回る気分にはならないよねえ。」

Aさん「おぉ・・・。」

Bさん「でね、これって多分ほんとはあんまり良くないと思うんだけど、

    こう言う画面がすごく暗いゲームって部屋の照明のせいで

    一層見えづらくなるって側面があると思うの。

    だから部屋の電気も消して真っ暗な中でプレイすると

    多少暗さも紛れるんじゃないかと言う気がする。」

Aさん「画面の内と外で明度の差を減らすって事だね。

    それは解る気がするけど目には良くなさそうだねえ・・・。」


Bさん「でもぼくの視力が悪化して

    金髪碧眼メガネ美少女になったら

    阿部さん的には望むところでしょ?」

Aさん「そもそも目に悪い事するんじゃないよって話なんだけど。」


 まだギリギリ裸眼。

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