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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年01月
28/365

【揺花草子。】[#4384] くさい。

Bさん「おしりたんていさんの話題です。」

Aさん「んん。」

Cさん「年末年始のお休みの間に劇場版『シリアーティ』が OA されたんだけど、

    これがとっても良い作品なのよ。

    確か夏休みくらいにも OA されたのを観て

    すごく良かった印象があったんだけど、

    改めて観てみたらほんと良い出来だと思わされたわ。」

Aさん「べた褒めですねカトリーヌさん。」

Bさん「ぼく的にはおしりたんていさんのあの頬っぺたのぶるんぶるんっぷりは

    パオウルムーのそれに近いと思っているけどもね。」

Aさん「あぁ・・・最近『MHW』改めてプレイしてるから・・・。」

Bさん「ところで、そんなおしりたんていさんですが、

    常に冷静沈着で極めて有能な探偵として描かれていますね。」

Aさん「だね。」

Cさん「何しろ市民の安心安全を一手に引き受けるべき警察機構が

    ちょっと難しい事件が発生しちゃうとすぐに

    おしりたんていさんに救援を依頼しちゃう程だものね。」

Aさん「まあ・・・警察のプライド云々はこの際置いといて・・・。」

Bさん「とは言えおしりたんていさんは公僕であるわけではない。

    いわゆる私立探偵ですよね。」

Aさん「ん、そうだろうね。」

Cさん「と言う事は、おしりたんていさんは、

    人々から相談あるいは事件解決の依頼を受け、

    その解決に際して報酬を得る事により生計を立てていると

    考えて良いわけよね。」

Aさん「まあ・・・そりゃ、そうでしょうねえ。

    作中でそこまで描かれる事はないでしょうけども。」

Bさん「ワンコロ警察からの依頼にしたって、

    名目は捜査協力費とかそう言うやつかも知れないけど、

    探偵が業として関わる以上、何らかの報酬を受け取っていると

    考えるのが適当だ。」

Aさん「それも、うん、まあ。」

Cさん「そう考えるとおしりたんていさんにとって

    いまいち頼りないワンコロ警察はいいお客さんよね。」

Aさん「嫌な言い方しないで下さいよ。

    まるでワンコロ警察の無能ぶりがおしりたんていさんの懐を潤してる

    みたいな言い方やめて下さいよ。」

Bさん「逆に言えば、事件性のないちょっとしたトラブルのような事にも

    おしりたんていさんがしゃしゃり出てさも重大事件のように仕立て、

    ワンコロ警察から捜査協力費を巻き上げるみたいな事も

    ないとは言えないんじゃないかな。」

Aさん「いやないだろ!!?

    おしりたんていさんそんな悪徳じゃないだろ!!?」

Cさん「それは子供向けアニメだから

    良い感じに丸めてるだけかも知れないじゃない。

    IQ1104 と言う超頭脳を駆使すれば法に触れない範囲で

    私腹を肥やす手立てなんてきっといくらでも思いつくわ。」

Aさん「いやー・・・ちょっとおしりたんていさんのこと

    悪し様に言い過ぎでは・・・?」

Bさん「つまりおしりたんていさんが事件を売って歩いていると言う事だよ。」

Aさん「えー・・・。」


Bさん「つまり『おしうりたんていさん』って事だよ。」

Aさん「何言ってんの?」


 ププっと解決。

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