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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年09月
273/365

【揺花草子。】[#4630] 寄り添う。

Bさん「昨日は30周年記念 PlayStation がリリースされると言う事で、

    窓から放り投げる競技界隈では腕自慢の選手たちが

    意気揚々とアップを始めたと言う話をしたよ。」

Aさん「そう言う競技はシリコンバレーの一部界隈でしか

    プレーされていないからね?

    しかもその第一人者も既にこの世を去って久しいからね?」

Cさん「アップル界隈と言えば、このシーズンは iPhone の

    アップデートの時期ね。」

Aさん「この話からアップルの話題に繋げるのは直接的過ぎやしませんか?」

Bさん「阿部さんはこの現場唯一の Android 勢なわけだけど、

    心のどこかで『まだまどドラの事前登録もできていない愚物ども』と

    我々の事を蔑んでいる事にぼくらは薄々気付いているよ。」

Aさん「そんな心持ちは全くないんだけど!!?

    勝手に人の心の内を推し量らないで欲しいな!!?」

Cさん「我々 iOS 勢は『まどドラ』の事前登録開始を

    心待ちにしているんだけどね。

    例のネギみたいな耳毛のキュゥべえが佇むキービジュアル公開以来

    特段動きがないのよね。」

Aさん「んん・・・確かにそうかも知れません。

    って言っても1ヶ月かそこらだと思いますけど。」

Bさん「もしかしたら『廻天』のほうが先に来ちゃったりね。」

Aさん「それはまだだいぶ先と目されてるけどね!!?

    そこまで掛かってリリースされないとしたらかなり問題では!!?」

Bさん「ま、ともかく iPhone など。

    ここ10年くらい毎年言われてるけど、

    『スマホはもう進化は止まった』みたいな事が

    語られるようになって久しい。」

Aさん「まあ・・・。」

Cさん「カメラ機能のアップデートとか、カスタマイズ性の向上とか

    そう言う割と小ぶりなアップデートばかりで、

    革新的な変化はなかなか訪れないと言うのが論拠ね。」

Aさん「ですねえ。」

Bさん「しかし少なくとも今年はその点では

    かなり大きな変化がもたらされたと言って良いと思う。

    即ち Apple Intelligence です。」

Aさん「んん。アップル製の AI だね。」

Cさん「昨今あらゆるところに進出している生成 AI に対する

    アップルなりの解答と言う事になるんだろうけども、

    目的に応じたテキスト生成だったり

    フォトライブラリにある画像や映像を使って

    ムービーを仕立て上げたりとか、そう言う事ができるように

    なったりするみたいよ。」

Aさん「ふむふむ。」

Bさん「さらにぼくらのできるお姉さんこと Siri さんも

    Apple Intelligence のパワーを得てさらにできるお姉さんに

    進化するらしい。」

Aさん「ほほう・・・。」


Bさん「この調子でいけば

    次元の壁を超えるのも

    そう遠くないんじゃないかな。」

Aさん「それ AI 関係なくない?」


 どっちかと言うと空間コンピューティングの文脈。

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