【揺花草子。】[#4628] 旅の目的。
Bさん「そろそろ終盤に向けた大波乱が待ち受けている感のある
今年の大河ドラマ『光る君へ』ですが。」
Aさん「んん。おぉ。」
Cさん「幼女が登場しなくなって久しいから阿部さん的には
もう興味はない感じかしら?」
Aさん「別に幼女の出る出ないは関係ありませんけどね!!?
それに幼女が出てたのホント冒頭だけですよね!!?」
Bさん「ま、ともかく『光る君へ』。
収録時点での直近話数では中宮の女房として住み込みで働くようになり
『藤式部』と呼ばれるようになったまひろちゃんが
いよいよ『源氏物語』で宮中を席巻する時の人になったと言う様が
描かれています。」
Aさん「んん。そうだねえ。
帝御自らまひろちゃんのところに足を運んで
感想を述べたりしてたよね。」
Cさん「原作者先生に対する過度な干渉は
ガチ勢の姿勢としてあまり褒められたものじゃないけどね。」
Aさん「そう言う視点で語られちゃうともうなあ。」
Bさん「でもちょっと心配にはなるよ。
『もっと朕をかっこよく書け』とか圧力をかけられちゃったら
まひろちゃんだって応じないわけには行かないじゃない。
パトロンの意向に逆らえないのは洋の東西を問わず
どこでも起こり得る事だよ。」
Aさん「いやそれは・・・そうかもだけど・・・。」
Cさん「だからまひろちゃんは
『この物語はフィクションです。
実在の人物、団体、事件などには一切関係ありません』と
奥付に毎回書き添えているに違いないわ。」
Aさん「そんな事までしてるんですかねえ・・・。」
Bさん「ま、ともかく『光る君へ』。
既に9月も終わりとなれば、物語的にはそろそろ畳み方を
考え始めるタイミングなんじゃないかな。」
Aさん「そうなるかもね。」
Cさん「前にも言ったかもだけどこの平安時代中期って言うのは
あまり大きな事件や戦乱がなかった比較的安定していた時代で、
ドラマとしてもどう言う結末になっていくかは
ちょっと読めないところがあるわ。」
Aさん「確かに。」
Bさん「いずれにせよ物語の舞台は宮中がメインで、
地理的には非常に狭い範囲で描かれている作品だと言えるでしょう。」
Aさん「うん、まあそうだね。」
Bさん「聖地巡礼勢はらくちんだね。」
Aさん「何その感想?」
遠くても越前。