表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年09月
271/365

【揺花草子。】[#4628] 旅の目的。

Bさん「そろそろ終盤に向けた大波乱が待ち受けている感のある

    今年の大河ドラマ『光る君へ』ですが。」

Aさん「んん。おぉ。」

Cさん「幼女が登場しなくなって久しいから阿部さん的には

    もう興味はない感じかしら?」

Aさん「別に幼女の出る出ないは関係ありませんけどね!!?

    それに幼女が出てたのホント冒頭だけですよね!!?」

Bさん「ま、ともかく『光る君へ』。

    収録時点での直近話数では中宮の女房として住み込みで働くようになり

    『藤式部』と呼ばれるようになったまひろちゃんが

    いよいよ『源氏物語』で宮中を席巻する時の人になったと言う様が

    描かれています。」

Aさん「んん。そうだねえ。

    帝御自らまひろちゃんのところに足を運んで

    感想を述べたりしてたよね。」

Cさん「原作者先生に対する過度な干渉は

    ガチ勢の姿勢としてあまり褒められたものじゃないけどね。」

Aさん「そう言う視点で語られちゃうともうなあ。」

Bさん「でもちょっと心配にはなるよ。

    『もっと朕をかっこよく書け』とか圧力をかけられちゃったら

    まひろちゃんだって応じないわけには行かないじゃない。

    パトロンの意向に逆らえないのは洋の東西を問わず

    どこでも起こり得る事だよ。」

Aさん「いやそれは・・・そうかもだけど・・・。」

Cさん「だからまひろちゃんは

    『この物語はフィクションです。

     実在の人物、団体、事件などには一切関係ありません』と

    奥付に毎回書き添えているに違いないわ。」

Aさん「そんな事までしてるんですかねえ・・・。」

Bさん「ま、ともかく『光る君へ』。

    既に9月も終わりとなれば、物語的にはそろそろ畳み方を

    考え始めるタイミングなんじゃないかな。」

Aさん「そうなるかもね。」

Cさん「前にも言ったかもだけどこの平安時代中期って言うのは

    あまり大きな事件や戦乱がなかった比較的安定していた時代で、

    ドラマとしてもどう言う結末になっていくかは

    ちょっと読めないところがあるわ。」

Aさん「確かに。」

Bさん「いずれにせよ物語の舞台は宮中がメインで、

    地理的には非常に狭い範囲で描かれている作品だと言えるでしょう。」

Aさん「うん、まあそうだね。」


Bさん「聖地巡礼勢はらくちんだね。」

Aさん「何その感想?」


 遠くても越前。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ