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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年09月
263/365

【揺花草子。】[#4620] その瞳が見つめる未来は。

Bさん「11月12日に発売となる

    『ドラゴンクエストIII HD-2D リマスター』ですがね。」

Aさん「んん。」

Cさん「もう2ヶ月弱よ。なんだかんだであっと言う間ね。」

Aさん「確かにそうですねえ。」

Bさん「リリースも近付き、最近また色々情報が出てきています。

    直近の情報ではパーティーキャラに『まものつかい』と言う職業が

    追加になっていると言う点。」

Aさん「んん! そうだねえ。」

Cさん「言っても『ドラクエ III』はモンスター仲間システムはないから、

    どちらかと言うとモンスターの特技を使いこなせるキャラと言う

    扱いになるみたいね。

    1人で攻撃も回復もそつなくこなす万能キャラと言う話だわ。」

Aさん「ふむふむ。」

Bさん「同じ万能キャラとして勇者と丸カブリです。」

Aさん「カブるか!!?

    勇者には明確な旅の目的とリーダーとしての責務があるだろ!!?」

Cさん「それでも『勇者』と名乗る人物が主人公である

    オルテガの息子だけとは必ずしも言い切れないじゃない。

    実際世代は異なるもののオルテガは文字通りの勇者であったし、

    サマンオサの英雄サイモンもまた勇者であったと言えるわ。」

Aさん「まあ・・・それは、そうかもです。」

Bさん「戦士はタンク役としての役割、僧侶は回復役、

    魔法使いは攻撃魔法と言う戦闘における明確なポジションがある中、

    勇者と言うのは戦士でも僧侶でも魔法使いでもあり、

    またそれらのどれでもない。

    ものすごく身も蓋もない言い方をするなら

    器用貧乏と言えるのではないかな。」

Aさん「いや・・・そこまでではないんではないかな・・・。」

Cさん「逆に言えばそう言うオールマイティーさが

    他のメンバーと一線を画すところなのかも知れないわ。

    そして勇者を勇者たらしめているのはやっぱり

    その高潔にして気高き精神にあるのではないかしら。」

Aさん「んん・・・まあ、そうかも知れません。」

Bさん「そう考えると、あの世界は勇者と言う存在に対して

    非常に強い信頼感が遍く広まっていると言うか、

    ある意味信仰のような思想さえあるんじゃないだろうか。」

Aさん「えー・・・そうかな・・・。」


Bさん「何しろ勇者の名のもとであれば

    勝手に人の家に入り込んで

    タンスやツボをひっくり返しても

    お咎めひとつないんだからね。」

Aさん「え、あれお布施なの?」


 どうぞご自由にって事?

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