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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年09月
248/365

【揺花草子。】[#4605] 名は体を表す。

Bさん「おしりたんていさんの話題。」

Aさん「んん。またしても。」

Cさん「探偵に憧れがあるからね。」

Aさん「そうなんです? それは初耳ですね。」

Bさん「阿部さんを尾行して不倫の決定的証拠を見つけようと思ったけど

    浮いた話がひとっつもない阿部さんにはそんな現場は存在しないから

    探偵泣かせなところがあるよね。」

Aさん「尾行とかやめて欲しいなあ。」

Cさん「18歳未満の美少女にはとても入れそうにない

    怪しくていかがわしいお店に入ったところで

    尾行を断念せざるを得なかったと言うわ。」

Aさん「そんなお店に入った覚えはないですがね?」

Bさん「あのね、おしりたんていさん。

    怪盗アカデミーと呼ばれる大規模犯罪グループとの戦いに

    日々明け暮れているわけです。」

Aさん「明け暮れているの?」

Cさん「これまでに登場したのは初期から宿命のライバルとして描かれる

    ご存知かいとうU。

    そして宝石や貴金属など光り物が大好きなからすだことかいとうK。

    好きな寿司ネタはコハダやアジ、サバに違いないわ。」

Aさん「そう言う地味な裏設定ほんとにありそうですけど。」

Bさん「そして愛くるしいビジュアルや立ち居振る舞いに隠された

    狡猾で計算高い性格が印象的なかいとうB。

    一部の視聴者のヘイトを集めがちです。」

Aさん「いや知らんけど・・・。」

Cさん「他にもかいとうC、かいとうP、

    それに一家揃っての怪盗家族であるかいとうFなどが登場済みだわ。

    そして彼らを統べる組織の首魁、かいとうGなる存在も。」

Aさん「おぉ・・・。」

Bさん「そう言う意味では下着ドロを専門とする阿部さんは

    『かいとうH』を名乗るに相応しいよね。」

Aさん「下着ドロを専門にしていないが!!?

    なんて酷い濡れ衣を着せてくるんだきみは!!?」

Bさん「ところで、おしりたんていさんが居を構える街には

    市民からの信頼や権威がすっかり失墜していると思しき

    ワンコロ警察と言う治安維持組織が存在します。」

Aさん「いや権威が失墜しているとかは・・・。」

Cさん「市内で頻発する凶悪犯罪を独力で解決できず

    私立探偵の助力を得なければいけない状況を鑑みれば

    市民の信頼は地に落ちていると言わざるを得ないんじゃないかしら。」

Aさん「そうですかね・・・。」

Bさん「ワンコロ警察にはおしりたんていさんと頻繁に絡む

    数人の刑事たちがいるよね。

    屈強な身体と真面目な性格が特徴のくびふとし刑事、

    ダジャレが大好きなパーマネント刑事、

    発明が得意だけどオバケが苦手なみみとがり刑事、

    子煩悩で子沢山なこいまゆ刑事。」

Aさん「んん。そうだね。」

Cさん「中でもくびふとし刑事は奥さんやお子さんが登場しているわ。

    奥さんは『パピヨ』と言う名前のスラッとした長身美人ね。」

Aさん「そうなんですね。」

Bさん「そしてお子さん2人は

    それぞれ『あしふとし』と『うでふとし』と言う名前だよ。

    その名の通り足が太かったり腕が太かったりする。」

Aさん「おぉ・・・。」


Bさん「つまり『ふとし』が苗字だって言う事だと思うんだ。」

Aさん「あの世界観苗字の概念あるの?」


 かめのこうじ家とかあるし苗字はあるんじゃない?

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