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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年09月
247/365

【揺花草子。】[#4604] サポートサイトも荒れている。

Bさん「引き続き夏クール作品についてお話していくわけだけど、

    今日は『天穂のサクナヒメ』についてです。」

Aさん「んん。前にも話したね。」

Cさん「そうね。

    アニメ化に合わせて原作ゲームも始めてみたと言う話をしたわ。」

Aさん「ええ、そうでした。」

Bさん「進捗状況から言うと、ゲーム自体は本編クリアまでは漕ぎつけました。

    今はエンドコンテンツである『天返宮』と言う

    全300層に及ぶダンジョンに挑んでいるよ。」

Aさん「300層はすごいねえ。」

Cさん「アニメの方では #05 くらいだったかしら、

    機織りが得意なゆいちゃんが実は真の姿は鶴で、

    罠に掛かっていたところをきんたに助けてもらった恩義を返すために

    きんたにストーキング行為を繰り返していると言うお話があったわ。」

Aさん「いやストーキング行為って・・・。」

Bさん「あのエピソードって原作ではかなり終盤に出てくる

    サイドストーリーなんだけど、

    ぼくはアニメであの話数が OA された頃はまだそこまで進んでなくて、

    ゆいちゃんがきんたに執着する理由はまだ判ってない状態だった。

    だからアニメであの話数を観た際には

    結構なネタバレを食らった感がありました。」

Aさん「お・おぉ・・・そうだったんだ・・・。」

Cさん「ちなみにアニメではきんたはお寺の小僧で

    罠に掛かった鶴を逃がした事がバレてお寺に居られなくなって

    それで飛び出したって設定になってるけど、

    原作ゲームでは逆に罠に掛かった鶴を食べようとして

    罠を外したところを逃げられたと言う展開なの。

    きんたの小僧設定も特になかったりするわ。」

Aさん「あれ!! そうなんですか!!

    まるで違いますね!!」

Bさん「これはもちろん原作ゲームの制作サイドに

    了承を得たうえでの改変だと言う話だから

    それ自体は良いと思うけど、ちょっと面白いなって思うね。」

Aさん「ふむ・・・。」

Bさん「で、本作『天穂のサクナヒメ』ですが、

    地方民であるところの我々は残念ながら地上波での視聴は叶わず、

    CS も視聴できない身とするともっぱら配信に頼るより他ない。」

Aさん「そうだねえ。」

Cさん「配信チャンネルは色々あるけど、

    私たちは専ら TV に繋いだ PS5 で簡単に観られると言う事で

    Amazon Prime Video で視聴する形をとっているわ。」

Aさん「そうなんですね。」

Bさん「けどね、これが実に腹立たしい。」

Aさん「腹・・・立たしい?」

Bさん「アマプラの仕様なんだと思うんだけど、

    再生を始めるとアバンが始まって、その後 OP テーマになると

    その部分をスキップできる機能があるのね。」

Aさん「それは・・・昨今のタイパ事情的には望ましいのでは?」

Cさん「それはそうだと思うわ。

    もちろん私たちは OP もちゃんと観てこそだと思ってるから

    スキップ機能を使う事はないんだけども。」

Aさん「はぁ。」

Bさん「問題は ED ですよ。

    一通り終わって ED に入ると、『次のおすすめはこちら』みたいに

    別の作品を小窓でレコメンドしてくるわけ。

    そのまま放っておくと ED が始まってほんの数秒で勝手に

    そのレコメンド作品に切り替わってしまう。」

Aさん「えっ、そ、そうなの?」

Cさん「そうなの。

    もちろん遷移をアボートする操作をすれば良いだけではあるんだけど、

    そのためにはリモコンに手を伸ばさなきゃいけないわけよね。

    レコメンドが出てからわずか数秒の間にリモコンに手を伸ばして

    遷移アボートの操作をするって意外とタイトで、

    毎回 ED スキップのうえで特に興味もない作品に飛ばされるのが

    本当に腹立たしくてしょうがないのよ。」

Aさん「お・おぉ・・・それは・・・。」

Bさん「さらに、その遷移アボート操作をしたら

    それで万事オッケーかと言うとそんな事はなくて、

    さらに ED が終了する直前にまた勝手に自動遷移する。

    そしてこっちはアボートできない。

    つまりそこで視聴を終了できず、

    強制的に次の作品が再生されてしまうんだよ。」

Aさん「マジか・・・。」

Cさん「何より問題なのは、設定等でこう言う挙動を

    視聴者側がコントロールできない事なのよね。

    自動遷移をオフにする設定があれば良いのに、そう言うものはないの。」

Aさん「そ・そうなんですね・・・。」

Bさん「アマプラさん的にはユーザーが望まざるものであろうとなかろうと

    配信作品の PV 数を増やしたいがために

    こう言う仕様になっているのだと言う事は理解しているんだけど、

    正直言ってユーザーの権利をないがしろにしているとは思う。

    観たいと思ってないものを観せられて、

    しかもそれをキャンセルできない仕様なんだからね。」

Aさん「確かに・・・きみの言い分も尤もだと思うよ。」

Bさん「何より小窓の所為で ED 映像の一部が隠れてしまうのが許せない。」

Aさん「んん・・・。」


Bさん「阿部さんだって

    サクナヒメやゆいちゃんのあられもない姿が

    あの小窓で隠されてるって聞いたら

    憤懣やるかたないでしょ?」

Aさん「ED にそんなシーンなくない!!???」


 別サービスでの視聴を検討するレベル。

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