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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年08月
243/365

【揺花草子。】[#4600] 寒さに耐えかねる。

Bさん「今日は我ら【揺花草子。】通算 4,600 回目の話数だよ。」

Aさん「んん、おぉ。」

Cさん「先月13周年を迎えた私たちだけど、

    今なお創作への熱い想いは留まるところを知らないわ。」

Aさん「えっ・・・いや・・・そうですかねえ・・・。

    そんなに活気に満ち溢れた現場とは思えないですけども・・・。

    良いモノを世に出すために一丸となって邁進してる空気は

    まったく感じませんけども・・・。」

Bさん「それは阿部さんのそう言うアンテナがショボいと言う事じゃない。」

Aさん「何だと!!?」

Bさん「何も額に汗しながらしゃかりきに遮二無二取り組む事ばかりが

    やる気に満ち溢れた空気と言うわけではない。

    静かに穏やかに内面に闘志を燃やし続ける事だってありますよ。」

Aさん「お・おぉ・・・そうかな・・・?」

Cさん「穏やかな心を持ちながら激しい創作意欲によって目覚めた

    伝説のクリエイターになるのよ。」

Aさん「何ですそのスーパーなんちゃら人みたいなの。」

Bさん「ぼくらの金髪碧眼はスーパーなんちゃら人に目覚めた結果だからね。

    精神と時の部屋での過酷な修行を経て

    常にスーパーなんちゃら人である状態を保てるようになってるから。」

Aさん「マジでか。

    その割に髪の毛逆立ったりしてないじゃん。」

Cさん「変身を解くと未来のトランクスも斯くやと言うほどの

    ロングストレートになるわよ。」

Aさん「スーパーなんちゃら人は変身すると髪が

    ゆるふわウェーブになるんです?」

Bさん「ま、ともあれ我ら【揺花草子。】は 4.,600 回目の地平に辿り着いた。

    毎度毎度言っている通りこの100回記念は

    1年のうちに3回か4回出現するわけだから

    正直ありがたみは誕生日以下です。」

Aさん「誕生日と比較するかあ。」

Cさん「ちなみに次の記念日の 4,700 回目は今年12月9日よ。」

Aさん「おぉ。」

Bさん「まだ毎日残暑が厳しい中で迎えた今日だけど、

    次の記念日にはもうすっかり冬の装いになっていると思われる。

    たった100日で随分と季節が変わるものだね。」

Aさん「まあ、それはそうかも知れないね。」


Bさん「そりゃワニも死ぬよね。」

Aさん「そうかもだけど。」


 そう言う事ではないのでは。

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