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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年08月
229/365

【揺花草子。】[#4585] 就任。

Bさん「昨日はキック・ザウバーが新たに

    ビノット氏を招聘したと言う話をしました。」

Aさん「んん、そうだね。」

Cさん「ザイドル氏とホフマン氏は既に解任されているから、

    夏休み明けからはピットウォールにビノット氏が

    戻って来る事になるわね。」

Aさん「そうなりますかね。」

Cさん「チーム代表は依然としてブラビ氏で、

    ビノット氏は最高幹部と言う位置づけになるみたいね。

    でも先ごろアウディは現レッドブルのウィートリー氏の招聘を

    発表しているから、ブラビ氏も任期はそれまでって事になるのかしら。」

Aさん「ふーむ・・・。

    F1 ってそう言う役職がいっぱいあって

    どれがどれかって感じありますよね・・・。」

Bさん「それは本当にそう。

    チーム CEO とチーム代表が異なる場合があるって言うのは

    まあ組織構造的にはわかるんだけど、

    マネージングディレクターとか COO とか CTO とか

    『結局誰がいちばん偉いの?』みたいなのがちょいちょいある。」

Aさん「まあ・・・そこら辺はチームによっても呼び方が違ったりするし

    歴史的な経緯とかもあったりするだろうしね・・・。」

Cさん「レッドブルに関して言えば

    F1 チームとしての『レッドブル・レーシング』の他に

    関連会社として『レッドブル・テクノロジー』とか

    『レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズ』とか

    最近色々話題の『レッドブル・パワートレインズ』などの

    企業が存在して、それぞれの CEO にホーナー氏が就いてるみたい。

    メルセデスにはメルセデスで

    『メルセデスAMG・ハイパフォーマンス・パワートレインズ』と言う

    パワーユニットの R&D 部門が一企業として存在するわ。」

Aさん「あぁ・・・そうみたいですね。」

Bさん「実際これらの開発部門は F1 以外のお仕事も色々してるみたいだけどね。」

Aさん「ふむ・・・。」

Bさん「ま、なんにせよ、F1 チームにはその舞台裏には

    色んな組織が関わっていて、それぞれにちゃんと力を発揮して

    それで初めて強い組織になると言うわけです。」

Aさん「そうだろうねえ。」

Cさん「そう言う意味では阿部さんも我ら【揺花草子。】の

    重要な一員と言うわけよ。」

Aさん「お・おぉ・・・ふだん邪険に扱われている割に

    随分と優しいお言葉・・・。」

Bさん「阿部さんには我ら【揺花草子。】の CTO として活躍してもらいたい。」

Aさん「CTO・・・かい?」


Bさん「『チーフ・唐変木・オフィサー』としてね。」

Aさん「それ何の仕事をすれば良いの?」


 今までのように愚にもつかない会話回しをしてくれれば良い。

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