【揺花草子。】[#4581] 荒れ野に踏み出す。
Bさん「昨日はベルギー GP 後のチーム編成会議で
現状維持が確認されたレッドブル陣営について、
レッドブルはこの先沈んでいく一方だから
角田選手はむしろ昇格しなくて良かった、なんて意見が
完全にすっぱい葡萄感たっぷりだなって話をしたのでした。」
Aさん「んん・・・まあ、確かにそれはそうかもだけど・・・。」
Cさん「勘違いして欲しくないんだけど、
角田選手がそう思ってるに違いないとかそう言うわけじゃないのよ。
『選ばれなかった』事に対して負け惜しみみたいな事を言う我々外野が
そう言う風に見えるって言う事だから。」
Aさん「ええ、まあ。」
Bさん「まあでも、仮に夏休み明けから角田選手が
レッドブルに乗る事になったとして、
後半戦で何某かの成果を残せなかったら
恐らく RB に出戻りとはならずそのままリリースになるんじゃないかな。
せっかく契約延長を果たした RB のシートも失う危険性を考えるなら
求められてここにいるわけであるならそれで良いかも知れないよ。」
Aさん「まあ、 RB もなんだかんだで昨年までと較べれば
着実に競争力は上げてきているしね。」
Cさん「そんな角田選手はベルギー GP では
PU 各コンポーネントをまとめて交換の結果最後尾からのスタートを
強いられたわ。
いくら抜きやすいサーキットとは言っても
高速コーナーが苦手な RB のマシン、
前回ハンガリー GP で関係者の度肝を抜いた1ストップ作戦を
今回も敢行したけども、最終的には数ポジションアップが
精一杯だったわね。」
Aさん「そうでしたねえ。」
Bさん「と言うかベルギー GP では
何人か1ストップ作戦をやった人がいたよね。
最終的に失格になっちゃったラッセル選手も含めて。
1ストップ作戦を角田選手が流行らせた感があるよね。」
Aさん「いや流行らせたって程ではないだろうけど・・・。」
Cさん「でもタイヤマネジメント次第ではピレリの予想よりも
だいぶ長持ちさせられそうだぞ、と各チームに再認識させるだけの
インパクトを与えたのは角田選手なんじゃないかしら。」
Aさん「それは・・・そうかも知れません。」
Bさん「角田メソッド炸裂だね。」
Aさん「そんな言うほど特殊なストラテジでも
なかったと思うけどね?」
それを選ぶ勇気は称えられるべきだとは思います。