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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年08月
222/365

【揺花草子。】[#4578] 横殴り。

Bさん「ぼくは翼の折れたエンジェルかも知れないんだ。」

Aさん「何言ってんの?

    と言うか古すぎない?」

Cさん「1985年リリースですって。

    もう40年近く前って事になるわね。

    その頃は阿部さんは既に社会の落伍者になってたんだっけ?」

Aさん「なってませんが? 何言ってくれてるんです?」

Bさん「それともその頃には阿部さんは八つ裂きになってた?」

Aさん「何で七代目当主みたいな!!?

    八つ裂きになってたならここにはいないだろ!!!」

Bさん「まあともあれぼくは翼の折れた天使感あるって話ですよ。」

Aさん「天使感・・・。」

Cさん「金髪碧眼の抜群の透明感の美少女よ。

    ひいき目に言っても天使みすごいわよね。」

Aさん「天使みって言う言い方。そして謎の親バカ発言。」

Bさん「ともかくぼくは翼の折れたエンジェルだと言う話です。

    "I Love You" が聞こえなくて口元に耳を寄せがちなんです。」

Aさん「ふたりの想いをかき消す雨のハイウェイかな?」


Bさん「そう言う意味では阿部さんは

    骨の折れたおじさんだよね。」

Aさん「折れちゃないが?」


 大怪我じゃないですか。

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