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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年08月
218/365

【揺花草子。】[#4574] パイプル。

Bさん「一昨日は『フラデレ』、そして昨日は『ニホクゲ』の話をしました。」

Aさん「しましたけども。

    どっちも企画会議で真っ先にハネられるレベルの内容でしか

    なかったけど。」

Cさん「『ロシデレ』の肝と言うかポイントは、主人公の久世くんが

    アーリャちゃんが時々ボソッと零すロシア語を

    ちゃんとヒアリングできていて、

    しかもそれをアーリャちゃんには秘密にしているって言う点よね。」

Aさん「そうだと思います。」

Bさん「そう考えると阿部さんを主人公に据えるとしたら、

    ぼくらは阿部さんが理解していないと考えているが

    その実阿部さんは理解できている言語であると言う事が必要なわけだ。」

Aさん「まあ・・・ぼくを主人公に据えると言うのはそれはどうかと思うけど、

    それは確かに言う通りだねえ。」

Cさん「人生是脇役がモットーの阿部さんには荷が勝ちすぎているかしら?」

Aさん「ぼく自身の人生ではぼくは主役を張っていると考えていますがね?」

Bさん「そう考えると、ぼくらの母国語であるところのフランス語は

    この要件を満たさないと考える。

    阿部さん実はぼくらに隠してたけどフランス語のヒアリングは

    完璧ですなんて事はないでしょ?」

Aさん「もしそうだとしてもここは否定しておくべき場面では?」

Cさん「私は西欧の主要言語は程度の差はあれだいたい話せるけど、

    阿部さんがそれらの言語の中で満足にヒアリングできるものはある?」

Aさん「さらっとハイスペっぷりを披露して来ますね・・・。

    いや、でも、英語ならある程度はってレベルでしかないですね・・・。」

Bさん「そう考えるとこの企画は割と行き詰まり気味だね。」

Aさん「他所の作品って言う時点で最初から行き詰まってると言うか

    いきなり壁が立ちはだかっている状態だけどね?」

Cさん「そうなると、ちょっと方向性を変えるべきかも知れないわ。」

Aさん「方向性。」


Bさん「『時々 Python で無言でプルリクを却下する

     はす向かいのブリジットさん』

    でどうだろうね?」

Aさん「Python ある程度読めるし書けるんだよなあ。」


 じゃあ Objective-C とかならどうだろう?

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