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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年07月
201/365

【揺花草子。】[#4557] 神引き。

Bさん「昨日も F1 の話をしましたけども。」

Aさん「そうだったね。」

Cさん「何年か前に当時レッドブルに乗っていたガスリー選手が

    アルボン選手とスイッチされる事が発表されたすぐ後の GP で

    中継の OP 映像で2人のレーシングスーツが変わってた事があったわ。

    アルボン選手は昇格だから勇んで撮影に臨んだのだと思うけど

    ガスリー選手の心境はいかばかりだったかしらね・・・。」

Aさん「いや・・・まあ・・・そう言う事もあるんじゃないですかね・・・。」

Bさん「直近だとあれだね。

    シーズン前半のうちに降ろされたデ・フリース選手に変わって

    急遽リカルド選手が乗る事になった時も

    すぐに映像が差し替わっていたよね。」

Aさん「そうだったっけ・・・。」

Cさん「あの OP 映像は前シーズンのランキングが下の選手から

    順番に登場する作りよね。

    でもカット数は1カットだったり2カットだったり3カットだったりで

    人によってばらつきがあってこれはあんまり順位は関係ないみたい。

    実際昨年ランキング14位だった角田選手が2カット貰ってるしね。」

Aさん「おぉ・・・そうなんですか?」

Bさん「もし阿部さんがドライバーだったら

    衝撃の0カットもあり得るところだよね。」

Aさん「それは存在しないのと同義なのでは?」

Bさん「ま、ともかく、ちょっと立ち位置が怪しくなって来ている

    レッドブルのペレス選手と、その座を虎視眈々と狙うドライバーたち。

    常識的に考えれば候補と目されるドライバーたちの中で

    最も成績を残している角田選手がそのシートの優先権を持っていると

    見るのが自然だとは思うけども、

    そう言った常識とはかけ離れた力学が働くのも F1 と言う世界である事を

    ぼくらは知っているわけだ。」

Aさん「そうだね・・・。」

Cさん「角田選手の話をすると、序盤は本当に素晴らしい走りを随所で見せて、

    他チームから声も掛かっていたと言われているわよね。

    それで他所に掻っ攫われるのを防ぐためにこうまで早い時期に

    来季契約を発表したと言う話よね。」

Aさん「ですね。

    9月とか10月くらいにようやく来季契約を発表するのが

    これまでの常だったのに、今回は6月の時点で発表でしたもんね。」

Bさん「けど、昨日も話した通り契約更新後にちょっと調子を崩すのは

    ドライバーあるある。

    角田選手もカナダGP 以降の3戦は

    敢えて言うなら凡戦と言わざるを得ない結果に終わってしまったよ。」

Aさん「うーん・・・。

    もちろん個々に色々事情はあるわけだけど、結果的にはそうだねえ。」

Cさん「でもイギリス GP では難しいミックスウェザーのコンディションで

    しっかりとポイントに繋げる走りができた。

    ウェットコンディションでマシンの性能差が縮まったときに

    明らかな輝きを見せたわ。

    その一方でドライになった時にあっさりライバルに交わされてしまう

    戦闘力の低さはこの先尾を引くかも知れないけどね・・・。」

Aさん「ですね・・・。

    後半戦にはまたアップデートでうまく戦闘力を上げて欲しいところです。」

Bさん「そこなんだよね。

    スペインでアップデートを入れてここから!って思ったら

    そのアップデートが大外しで、結局既存コンポーネントと組み合わせる

    ややこしい事になってる。

    この先のそれなりに大型アップデートを予定していると思うけど、

    その度こんな伸るか反るかみたいな状況は

    あんまり望ましくないよね。」

Aさん「うーん・・・それは確かに・・・。」


Bさん「ここは最強のガチャ運を誇る

    ぼくが出張るタイミングでは?」

Aさん「ガチャで性能が変わるアップデートとか

    嫌すぎるだろ。」


 しっかりして欲しい。

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