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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年01月
17/365

【揺花草子。】[#4373] 親しみなのか。

Bさん「昨日も話しました『ククルス・ドアンの島』。」

Aさん「うん。」

Cさん「気付いてなかったけどいつの間にかアマプラビデオで

    観れるようになってましたと言う話ね。」

Aさん「ええ。」

Bさん「改めて前提となる『THE ORIGIN』準拠の展開を話すと、

    はじめは宇宙を舞台に戦いを繰り広げていたホワイトベース隊が

    地球連邦軍の本拠地である南米ジャブローを目指し大気圏を降下。

    途中ジオンの妨害に遭い狙った南米ではなくジオン勢力圏内の

    北米に着いてしまった。

    執拗なジオンの追撃をなんとか振り切り、

    南米ギアナ高地のジャブローへ到着。

    そこで補給と大改装を受けて大西洋を渡りアフリカ西岸の

    カナリア諸島ラス・パルマスに寄港。

    ここでカナリア諸島の北の端にあるアレグランサ島の残敵を

    掃討せよと言う任務が突然与えられ、

    ガンダムはじめモビルスーツ隊が現地へ向かう。

    けど無人島であるはずのその島には年端も行かぬ子どもたちがいて、

    さらにやたらと強い旧型のザクがいた・・・って感じだね。」

Aさん「ふむふむ。」

Cさん「そこから先はファーストと大きな筋は一緒ね。

    一時的に島に逗留する中でドアンとの親交を深めるアムロ、

    島にやってきたジオン軍を返り討ちにし、

    最後にガンダムがザクを海に沈める、と。」

Aさん「ふむふむ。」

Bさん「でも大きな違いはね、ファーストガンダムでは

    ドアンとともに暮らしていたのは4人の少年少女だったけど、

    この劇場版ではなんと20人に激増。」

Aさん「20人! そんなに!!」

Cさん「20人もの幼子に囲まれるとかもう阿部さん的には

    天国はここにあったのかって感じだと思うんだけど。」

Aさん「何言ってくれてるんです!!?」

Bさん「子どもたちの中でいちばん年嵩なのは

    カーラって言う女の子とマルコスって言う男の子なんだけど、

    この2人はアムロと同年代って感じで子どもたちのリーダー格って感じ。

    その他に現代日本で言えば小学生くらいの子たち、

    未就学児童くらいの年代の子達がたくさんいるって構成です。」

Aさん「なるほどなるほど。」

Cさん「特にマルコス少年はドアンが鹵獲したガンダムに乗って

    自分もドアンとともに戦いたいと願うような、

    まあ若者らしい向こう見ずな少年て感じね。

    アムロと取っ組み合いの喧嘩をしたりしてたわ。」

Aさん「おぉ・・・。」

Bさん「で、カーラちゃんは子どもたちの面倒を見る他にも

    色々と忙しくしているドアンの身の回りの世話もしている。

    小説版ではスペインの野戦病院で看護師をしていたと言う事らしくて、

    穏やかで献身的な立ち居振る舞いはそこで培われたのだろうね。」

Aさん「ふむ・・・。」

Cさん「そんな子どもたちだけれども、みんなドアンの事を

    『ドアン』って呼び捨てにして呼んでいるわ。」

Aさん「あぁ・・・そう言えばファーストガンダムでもそうでしたよね。」

Bさん「でも、ガンダムの世界観では基本そうであるように、

    人の名前は『名』『姓』の順で表されてるよね。

    だから彼も『ククルス』がファーストネームで

    『ドアン』はファミリーネームつまり姓であると見て

    間違いないでしょう。」

Aさん「確かに。」


Bさん「これをもし阿部さんで言うなら

    年若い少年少女に『阿部』って呼び捨てに

    されるって言う事だよね。

    これは阿部さん的にはむしろ滾るところだよね。」

Aさん「何て事言い出すのきみ!!?」


 ククルスって呼ぶならともかくですけどね。

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