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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年06月
163/365

【揺花草子。】[#4519] 長らくご愛顧ありがとうございました。

Bさん「少し前にぼくら的にはかなり大きなニュースが流れました。」

Aさん「大きなニュース?」

Cさん「小学生に対する付きまといの容疑で

    阿部容疑者が逮捕と言うニュースね。」

Aさん「それは完全に誤報ですね。フェイクニュースですね。」

Bさん「あのね、ぼくらが長く楽しんできたスマホゲーム

    『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の

    サ終が発表されたんですよ。」

Aさん「おぉ・・・あぁ・・・そうだった・・・。」

Cさん「個人的な感想で言えば、実はあまり驚きはなかったわ。

    ついに来るべき時が来たか・・・と言う感想ね。」

Aさん「んん・・・。」

Bさん「実はぼくらは少し前にも『マギレコ』のサ終については

    言及していたよ。

    『SCENE 0』を無事に畳む事ができて、

    やれる事は一通りやり尽くしたと判断したんじゃないかとか、

    開幕からいきなりドッペルをぶちかませる

    ヒスやちよさんみたいなぶっ壊れ性能のユニットの

    実装を決めたのも傍証と言えるんじゃないか、みたいなね。」

Aさん「うーん・・・まあ、結果的にはそう言う『気配』は

    そこかしこから感じ取れていたと言う事にはなるのかな・・・。」

Cさん「ヒスやちよさんはホントに

    バランスブレイカーと言って良かったと思うわ。

    不定期に開催されていた『バトルミュージアム』と言う連戦イベントで

    トータル125戦のうち75戦目で登場する瀬奈みことが強すぎたんだけど、

    ヒスやちよさんや悪ほむちゃん、淫エロちゃんなど

    開幕~2ターン目以降でドッペルをぶちかませるユニットを

    多数編成する事で切り抜ける事ができたからね。

    その先も何ならヒスやちよさん1人で全部抜けられるってレベルだもの。」

Aさん「お・おぉ・・・。」

Bさん「そう言う『ゲーム性の放棄』とでも言うべきユニットの実装は

    ゲームとしての絶妙なバランス調整を諦めたと言う風に捉えられた。

    まあプレイヤー側にしてみれば編成や戦術に汲々とせずとも

    苦労せずシナリオを進められるようになったと言う点では

    良い事だしありがたい事ではあるんだけど、

    逆にガチで取り組む人にとっては裏切られたような気持ちにも

    なるかもだよね。」

Aさん「うーん・・・ソシャゲにそこまで求めるかってとこもあるけどね?」

Cさん「それにタイミングと言う点もあるわ。

    原典である『魔法少女まどか☆マギカ』は

    新作映画『ワルプルギスの回天』の公開を控えているし、

    今年のいつになるかは分からないけど新しいモバイルゲーム

    『Magia Exedra』のリリースが決定している。

    『マギレコ』とユーザー層がカニバる可能性を懸念して

    こちらは畳んでしまおうと言うのも判断としては良く分かるよ。」

Aさん「うーん。」

Bさん「振り返ってみると、

    『マギレコ』がリリースされたのは2017年8月22日。

    PC版は7月1日で、スマホ版は7月31日でサ終すると発表されている。

    約7年に及ぶサービス期間だったと言うわけだね。」

Aさん「7年か・・・。もうそんなになるんだ。」

Cさん「1年持たずにサ終するアプリもある中で、

    ほぼ7年って言うのはもう大往生と言っても良いと思うけどね。」

Aさん「それはそうかもです。」

Bさん「そしてリリース日である8月22日は、同時に主人公である

    いろはちゃんの誕生日でもあるんだよね。」

Aさん「うん、そうだね。」


Bさん「だったらサ終も

    その日まで頑張ればいいのにと思ったよ。」

Aさん「『いろはちゃんお誕生日おめでとう!』

    『今日でサ終だけど!!!』は

    あまりにもあんまりじゃない?」


 伝説に残るかもだけどね。

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