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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年05月
145/365

【揺花草子。】[#4501] 見守り。

Bさん「そんなわけで記念すべき4,500回目の話数を乗り越えた

    我々【揺花草子。】。」

Aさん「はぁ・・・。」

Cさん「4,500回目を迎えられなかった世界とは異なって

    この世界での忠犬スタンプは柴犬よ。」

Aさん「スタンプの犬種が柴犬なんて世界線があるんですか・・・。」

Bさん「で、今日は新たな一歩を踏み出した通算4,501回目の話数。

    だから今日は守護霊の話をしようと思う。」

Aさん「んん。4,501で『守護霊』か。」

Cさん「語呂合わせネタは何気に久しぶりよ。」

Aさん「言われてみるとそうかも知れませんね。」

Bさん「守護霊と言う存在は一般論としては

    我々人間のそばにあり見守ってくれる霊的な存在として

    認識されているよね。」

Aさん「んん、そうだと思うね。」

Cさん「守護霊と言うとこの国ではご先祖様がその役を負っていると

    考える事が多いんじゃないかしら。」

Aさん「あー・・・そうかも知れませんね。

    ご先祖様が見守ってくださっているみたいな事を言ったりしますね。」

Bさん「阿部さんのご先祖様はあれだっけ?

    メソポタから続くペットボトル程度の大きさの像なんだっけ?」

Aさん「違うよ?

    うちのご先祖は別にメソポタ系ではないよ?

    そんな負け癖がついてる感じの愉快なご先祖じゃないよ?」

Cさん「あれよね。

    タイムアップが近くなると現れる無敵のコイン型のキャラクターよね。」

Aさん「なんでぼくの家系がトランポリンが張り巡らされた館に巣食う

    泥棒猫の一味みたいな扱いなんですか。」

Bさん「ま、でも何にせよ、多くの場合何らかの血脈とかが想定されるよね。

    ぜんぜん縁もゆかりも無い人が守護霊って言うのも

    だいぶ嘘くさいよね。」

Aさん「うーん・・・嘘くさいって言うか、まあ・・・。」

Cさん「阿部さんの守護霊がまどかちゃんとかエロはちゃんとかって言われても

    『いやこのおっさん何言ってんの』ってなっちゃうものね。」

Aさん「いやぼくの守護霊がまどかとかいろはちゃんとかなんて

    言ったりしませんけど!?

    それに彼女たちは別に死んだわけじゃないでしょ!?」

Bさん「霊が死後の存在と言うのはちょっと議論の余地があるかな。

    最初から守護霊として生まれた霊的な存在であると言う事だって

    あるんじゃないの?」

Aさん「えっ。あー・・・うーん・・・そう言うのも・・・ある、のかな?」


Bさん「だから阿部さんが

    『ぼくの守護霊はドジっ子幼女です』

    とか言い出しても決しておかしくないかなと。」

Aさん「いやおかしいと思うな?」


 何の話をしているんだ。

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