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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年05月
130/365

【揺花草子。】[#4486] ワイルドライフ。

Bさん「自然や生き物をテーマにした番組っていっぱいあるじゃないですか。」

Aさん「んん、まあ。」

Cさん「我々的には『ネコ歩き』がおなじみだけど。」

Aさん「まあ生き物の中でもネコに特化した番組ですね。」

Bさん「大河勢にとっては前番組としておなじみの

    『ダーウィンが来た!』とかもあるね。」

Aさん「ふむふむ。」

Cさん「自然に限らず文化や考古学なども取り上げる事も多いけど、

    『地球ドラマチック』なんて番組もあるわ。」

Aさん「あぁ。ありますね。」

Bさん「この分野はテーマが壮大なだけに特定の1社だけで

    番組を作るのが難しかったりもして、

    国際的に数社共同で制作されるような物もあったりします。」

Aさん「あぁ、うん。主に BS とかで OA されたりするやつ。」

Cさん「そうね。

    『地球上の生命の営みを極上の映像で綴る』と称されるシリーズ

    『プラネットアース』なんて番組は『国際共同制作』と銘打たれてて、

    生き物たちの誇張のないありのままの姿が美しい映像で描き出される

    非常にクォリティの高い作品と評価されているわ。」

Aさん「なるほど。」

Bさん「ああ言う番組を見るにつけ、ちょっとすごいなーって思うんだよね。」

Aさん「すごい?」

Bさん「あのね、生き物にめちゃめちゃ寄った画作りじゃない?

    もちろんサバンナを旅するライオンのプライドを

    広く切り取るみたいな引きの画もあるんだけど、

    もう動物の表情とか毛並みまで分かるくらいグッと近づいた

    寄りの画とかもいっぱい使われてるんだよね。

    しかも動物の不規則な動きをきっちり追えたりとか

    ほんとにクォリティが高い。」

Aさん「まあ・・・ボーッと見てるだけだとなかなか気付かないかもだけど

    確かにすごい画が盛りだくさんではあるよね・・・。」

Cさん「撮影にものすごい労力をかけているだろうなって気がするわ。

    30分のフィルムに普通に半年とか1年とか掛けてる感じがするもの。」

Aさん「確かに、それぐらい時間を掛けなければ

    あれだけのものは撮れなさそうです。」

Bさん「だとしてもちょっと信じがたいレベルかなとも思う。

    森の中の鳥たちのさえずりや虫の声、猛獣の鳴き声とか、

    そう言う音もすごくクリアに撮れてたりするじゃない。

    よく撮影スタッフの話し声とかくしゃみとかおならの音とかが

    入らないもんだなーと思うよ。」

Aさん「おならの音は普通にカットするだろ。それは使えない画だろ。」

Cさん「こんなちっちゃい虫をこんな大映しできる?みたいな画もあるわよね。」

Aさん「確かに。アリの巣の中の映像とかもあったりしますよね。」

Bさん「正直もう全部 CG なんじゃないかなと思うレベル。」

Aさん「だとしたらコストは半端ないと思うけどね?」


Bさん「あるいは有力動物プロダクションの力かな。」

Aさん「野生動物もカバーしてるの!!???」


 どうやって撮ってるのって思うものもいっぱいありますよね。

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