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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年05月
126/365

【揺花草子。】[#4482] アローン・アゲイン。

Bさん「現在ノイタミナ枠で絶賛 OA 中の『うる星やつら』ですが。」

Aさん「んん。」

Cさん「第4クールも佳境に差し掛かりつつある頃合いね。」

Aさん「そうですね。」

Bさん「原作の作家さんは知ってるかな?」

Aさん「もちろんだよ。高橋留美子先生だろ。」

Cさん「その通りね。

    1978年に商業誌デビューだそうだから、

    プロ作家としての経歴だけでも画業46年に及ぶわ。

    今なお連載作品を公開し続けているなど、

    まさにレジェンド作家に数えられる存在よね。」

Aさん「ええ、そう思います。」

Bさん「髙橋先生は多作でも知られる。

    初のアニメ化作品となった『うる星やつら』をはじめとし、

    『らんま1/2』『犬夜叉』『境界のRINNE』などが

    アニメ化を果たした作品として挙げられる。」

Aさん「そうだねえ。」

Cさん「主戦場としては少年サンデーだけれども、

    他の雑誌で連載していたものもあるわ。

    その中でもアニメ化し世間的に特に知名度が高い作品として

    『めぞん一刻』があるわね。」

Aさん「あぁ。確かスピリッツで連載してたんでしたっけ。」

Bさん「そうだね。

    青年誌であるビッグコミックスピリッツで

    1980年から87年にかけて連載。

    アニメは1986年から88年にかけて OA され、

    ちょっと顛末は把握してないけどアニメでは劇場版も含め

    きっちり原作の完結まで描かれたみたいだね。」

Aさん「なるほど。」

Cさん「そんな同作、これは良く知られている事だけど

    多くの登場人物の名前に漢数字が含まれているわよね。」

Aさん「ですね。

    一の瀬さん、二階堂さん、三鷹さん、四谷さん、五代くん・・・

    って具合ですよね。」

Bさん「これにヒロインの音無さんの『無』をゼロとする解釈も一般的だよ。」

Aさん「ふむ。」

Bさん「そのヒロインの音無響子さんですが、若くして未亡人と言う立場。

    もう少し細かく言うと、高校に通っていた頃に

    赴任して来た講師の惣一郎さんと出逢い、

    高校卒業後に周囲の反対を押し切って惣一郎さんと結婚。

    しかし惣一郎さんはその半年足らず後には早世。

    一人残された響子さんは義父母の計らいでアパート『一刻館』の

    管理人さんとして日々を送る事に。

    そうしてそんな中で五代くんと出逢う事になるんだね。」

Aさん「ふむふむ。」

Cさん「それから何やかやといろいろがあるけど

    そのあたりは原作単行本を買って読めだわ。」

Aさん「一気に投げ捨てて来ましたね。」

Bさん「ま、ともあれ、美貌の未亡人と言う響子さん。

    たおやかな立ち居振る舞いや落ち着いた所作が印象的。

    年齢の割に若々しい姿とも言えるでしょう。」

Aさん「んん。まあ・・・そうなのかな?」


Bさん「つまり『ヤング音無』ってわけだよ。」

Aさん「やんごとなし!!???」


 旧姓は『千草』であったようです。

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