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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年04月
109/365

【揺花草子。】[#4465] 目検で決めてるのかな?

Bさん「そんなわけで春爛漫の中で開催された F1 日本 GP の話題。」

Aさん「んん。」

Cさん「土曜日の予選では角田選手が母国 GP で輝きを見せたわね。」

Aさん「でしたね。

    Q2 最後の最後で10番手に滑り込み、まあ滑り落ちたのが

    チームメイトのリカルド選手だったって言うのは

    チーム内で明暗分けたって感じではありますけど

    それでも3戦連続の Q3 進出は見事と言うより他ありません。」

Bさん「色んなところで語られてるけど、今の F1 は

    レッドブル、フェラーリ、マクラーレン、メルセデス、

    それにアストンマーティンの5チームが上位層を形成していて、

    残りの RB、ハース、ザウバー、ウィリアムズ、アルピーヌが

    下位層を形成している。

    この両者の差がかつてないほどに広く

    かつ同一層内での戦力差はかつてないほどに縮まっていて、

    もう違うカテゴリの混走状態とまで言われるほどです。」

Aさん「そうだねえ。

    最近は F1 と F1.5 なんて言われてたりするよね。」

Cさん「それで言えばレッドブルは単体で F0.8 くらいな気はするけどね。」

Aさん「まあ・・・確かに・・・。」

Bさん「そんなわけで、糧違いと言うほどにレベル差がある

    現在の F1 上位陣と下位陣。

    そんな中前戦も同様にベスト・オブ・ザ・レストに食い込んだ

    角田選手ですが、決勝はだがスタートで出遅れ。

    2つほどポジションを落としてしまいました。」

Aさん「そうだったね。

    スタートが汚れた側のラインだったのも影響したと思うし、

    ミディアムタイヤをスタートタイヤに選んだ角田選手の

    後ろのドライバーたちは軒並みソフトを選んだのも

    悪い方向に働いたよね。」

Cさん「けど最初のS字で角田選手のすぐ後ろにいたリカルド選手が

    ウィリアムズのアルボン選手に接触。

    S字で少しアウト側に振ったリカルド選手のリアに

    鼻先を突っ込みかけていたアルボン選手のフロントが接触した格好ね。」

Aさん「そうでしたね・・・。

    審議の結果としてはレーシングインシデントで結審したけど

    どっちもそれなりに楽観的であったようには見えますね・・・。」

Bさん「これによって赤旗中断。

    角田選手はスタートが良くなかったミディアムを早々に諦め

    2回目のスタートをソフトタイヤで臨む。

    これは見事に功を奏し、1回目のスタートで失った順位を

    2回目のスタートでは見事に取り戻したよね。」

Aさん「そうだったね。素晴らしいスタートだったよね。」

Cさん「でもタイミングモニタ上は角田選手はどんどん順位を落としてたのよね。

    いきなり下から2番目まで下がって『何事!!?』と思ったわ。」

Aさん「確かに。あれはちょっと心臓に悪かったです。」

Bさん「レース映像的にはちゃんと上位を走行中だったのに、

    グラフィック上は下位に沈んでいて

    どっちを信じれば良いの!?と思っちゃったよ。」

Aさん「まあ・・・。」


Bさん「『残像だ』的なやつかと思ったよ。」

Aさん「どう言う事!?」


 しっかりして欲しい。

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