【揺花草子。】[#4463] 愚者を語る。
Bさん「昨日はこの春クールに始まった作品のうちある1つが
そこそこ期待値高かったのに
主人公の子が歩きスマホと言うクズ人間の振る舞いをしている様を見て
即視聴キャンセルを決めたと言う話をしました。」
Aさん「ん、おぉ・・・。
きみら本当に歩きスマホに対しては辛辣だよね・・・。」
Cさん「『たかがアニメにそんな目くじら立てるなよ』と思われるかもだけど、
歩きスマホって私達にとって本当にどうしようもなく許しがたい
愚昧の所業で、目にするのも腹立たしいものなのよね。
そう言う行為が作中で描かれたと言う事は
この先も同じような場面が描かれる可能性を排し切れないと言う事で、
そのたびにモヤッとした気持とか腹立たしい思いを抱きながら
観なきゃいけないんだとしたらちょっとやっぱり
視聴継続を許容できないなって感じなの。」
Aさん「なるほど・・・。」
Bさん「それにね、そのへんけっこう気にしてる作品は気にしてるんだよね。
歩きスマホしそうな場面でもそう言うシーンは描かない、
あるいは立ち止まってスマホをいじる演出にしてる作品も
ちゃんとある。
そう言う事ができる作品とできない作品と並べられたら、
やっぱりできる作品を選びますよって事で。」
Aさん「ふーむ・・・。」
Cさん「数年前くらいまで歩きスマホってすごく多くて、
たぶんコロナの前後ぐらいかそこら辺のタイミングで
なんでか減った印象があったんだけど、
最近やっぱりまた増えて来てるような肌感覚なの。
社会通念的に歩きスマホは絶対悪ですよって言うのは
それなりにコンセンサスが取れていると思うんだけど、
それでも歩きスマホがなくならない、
感覚的に増えているように感じると言う事は
『良く在る事』に対するインセンティブが減っている、
要するに『正直者が馬鹿を見る』世情に傾いている
所為なんじゃないかと懸念せざるを得ないわね。」
Aさん「うーん・・・。」
Bさん「それでもぼくらはルールを守る事に普遍的な価値を感じているし、
たとえ要領が悪いだの固いだのバカにされたとしても、
もちろん正直者が馬鹿を見るような世情だとしても、
社会のルールを優先する立場です。
望んで馬鹿にでもなってやりますよ。
ルールを守る価値が理解できない方がよほど愚かだと思うからね。」
Aさん「そこらへんの規範意識はきみら本当に見上げたものがあるよね・・・。」
Bさん「話が拡散しちゃったけど、そう言う規範意識のない演出が
視聴者を遠ざける可能性もあるんだよって事を
クリエイターの皆さんは認識して欲しいと言う事。
実際今回の一件もモノがモノなら軽く炎上も有り得る話だと思うしね。
社会規範の平均がそこまで厳しくないから炎上を避けられたと
言うような話だと思うし。」
Aさん「確かに、表現により不寛容な人が火をつけても
おかしくないかもだね。」
Bさん「阿部さんも普段から
呼吸するように幼女の話をするのは
控えたほうが良いかもだよ?」
Aさん「きみらはそうやってある事ない事で
人を貶めるのは控えたほうが良いよ?」
ちょっとギスギスするんじゃないよ。




