第二十五話 出発! 欲望を乗せ、馬車は静かに街道を行く!
街道を進む荷馬車の中、ヒサコはゴロンと寝転がっていた。下には野宿用の毛布を敷いていたが、やはりガタゴト揺れる荷台では、乗り心地があまりよくない。
「寝るには最悪な環境ね。輿でも用意した方がよかったかな~」
「贅沢過ぎるわよ! それに移動距離を考えなさい」
御者台の方から、“共犯者”のテアがツッコミを入れてきた。人手が必要な輿など、一年近くかかる長旅には、あまりに現実にそぐわない代物であった。
「まあ、そうなるわよね。“分身体”の操作には支障はないし、我慢するとしますか」
現在、公爵の屋敷に置いてきたヒーサは、スキル《投影》を使って生み出した偽物であった。旅に出ている留守中は、偽物を遠隔操作しつつごまかして、茶栽培以外の新事業を進めるつもりでいた。
横になりつつ、意識を分身体の方へと集中させた。本体と分身体、両方の同時操作は可能であるが、それでも精度が落ちてしまうため、動作がぎこちなくなる場合がある。
日中の移動を荷馬車で行うのは、自分で動かなくても進めることと、動作をしくじって奇行が周囲に見えないようにするためであった。
また、運べる荷物の量も重要であった。
最大の目的は森妖精の里に赴き、“茶の木”の種を手にすることだが、道中に地妖精の集落にも立ち寄る予定であった。様々な技術を有する職人が多く、特に鋳物と焼物に注目していた。
茶釜に茶碗、どちらも喫茶文化には欠かせぬため、場合によってはドワーフの職人を誘致することも考えていた。
「しかしまあ、ティースの顔の緩むこと緩むこと。女としての悦びを知ったって顔してるわ」
「あれだけ無茶苦茶やって、よくまあ平然と言えるわね」
テアの指摘通り、ヒサコの姿を借りたり、あるいは分身体を操作して、散々“嫁小姑戦争”を繰り広げてきたのだ。中には心的外傷レベルの攻撃も繰り出していた。
「ヒーサとしての“あふたーけあ”は完璧だったしね」
「マッチポンプ過ぎるわよ。バレなきゃいいとは言っても、限度ってもんがあるわ」
「限度なんて、常人が勝手に線引きした、どうでもいい基準よ。真なる天才、知恵者には、何の縛りにもならないわ」
「あなた、自分のこと、凡夫とか言ってなかったっけ?」
「言ってたのはヒーサね。あたしはヒサコよ」
「物は言いようってレベルじゃないわね」
なにしろ、どちらも中身は“松永久秀”という戦国の梟雄である。嘘も方便で、虚言や偽報など、平然と仕掛けてくるような輩だ。
そうこうしていると、気ままな旅ののんびりとした風景に似つかわしくない音が二人の耳を貫いた。
チャラララッチャッチャッチャ~♪
スキル《投影》のレベルが上昇しました。転生者は所定の手順に従い、カードを引いてください。
「あ、レベルアップだ。新たに手にしたスキルでも、経験値が入るんだ」
「ええ。あくまで、経験値の入手方法は、使用回数やスキルを利用した行動によって査定されるからね。新たに入手したスキルでも、回数重ねてたら経験値は入るわよ」
「ふ~ん。なら、ひたすら毒物を飲みまくってたら、《毒無効》も上がるのか」
「気持ち悪いからやらないでね。大丈夫って分かってても、絵面的にはヤバいから」
毒虫、毒蛇に毒草を貪る光景を想像し、テアは身震いした。
そして、いつもの箱が登場し、ヒサコの前に鎮座した。
「さて、それじゃあ、引きますか」
「お願いだから、発展型の《分身投影》とか、引かないでね」
「へ~、たくさん分身体を生み出すスキルかしらね。たくさん自分を生み出せると」
「悪夢でしかないわ」
ヒサコの群れが徒党を組んで現れるなど、想像するだけで寒気がしてきた。そうならないことを祈りつつ、テアはヒサコが手を突っ込んだ箱を凝視した。
そして、一枚のカードが引っ張り出された。色は銀色。Bランクのカードだ。
「ええっとね、《入替》って書いてあるわ」
「あぁ~、《投影》の派生スキルね。本体と分身体を入れ替えることができるスキルよ」
「え? それって、かなり便利過ぎない?」
本体と分身体が入れ替われるのなら、策に組み込めるやり方が色々と増えるのだ。実際、こうして旅をしていても、屋敷に分身体を置いている以上、すぐに変えることができた。
「便利ではあるけど、色々と縛りがあるから、微妙に使いにくいのよね。縛りがもう少し緩かったら、Aランクでもおかしくないけど」
「どんな縛りかしら?」
「一番の縛りは、再装填時間ね。一度使うと、二十四時間、丸一日使えなくなるわ」
「あぁ~、連射できないってわけか。それができたら、便利過ぎるものね」
荷物忘れたから取りに帰る、というような気軽な使用はできないというわけだ。丸一日、間を開けねばならないなら、使う状況をしっかりと考えねばならない。ヒサコは腕を組み、う~んと唸りつつ、有効な使用法を模索し始めた。
「それと、持ち物の移動は不可。内なる魂が入れ替わって、本物と分身体が切り替わる、みたいな感じになるからね」
「それもできないか~。茶の木の種が手に入ったら、さっさと戻れるかと思ったけど、やっぱり荷馬車で運ぶしかないか」
思った以上に縛りが多く、しかも考えていたことがピンポイントで潰されてしまった。Bランクも納得の使いにくさであった。
「あ、そういえば、入れ替わった場合、あんたはどうなるの?」
「私は転生者の側にいないとダメだから、入れ替わった瞬間に、強制的に追っかけ瞬間移動が発動するわね」
「それもまずいわね。分身体が遠方で一人孤立することになる」
今、分身体を一人にできているのは、公爵家の屋敷内という比較的安全な空間に身を置いているからだ。これから赴くネヴァ評議国は未知の領域である。そこに分身体を一人置き去りにするのは、いくら何でも危険すぎた。
遠隔操作できると言っても、不安定な状況には変わりない。分身体が死ねば、本体の方も死ぬことを考えると、あまり進んでやるべきでないのだ。
「そうなると、使う場面は二つだけ。分身体と入れ替わっても、安全が確保できている状態。もしくは、どうしようもないほどに危機的状況で逃げるために入れ替わり、その後に魔力供給を切れば分身体も消えて、こちらも安全圏に退避できる、と」
「まあ、それだと、荷物がおじゃんだけどね」
「それよね~。結局、最後の切り札的な使い方しかできないか」
便利ではあるが、使いどころが難しい。《入替》の評価はこれで固まった。
「とはいえ、別に完全に使えないってわけでもないし、よしとしますか」
「緊急避難できる手段を得たわけだしね」
「荷物が失われるから、その使い方はしたくはないけどね」
そう言うと、ヒサコは改めて荷馬車の中身をぐるりと見回した。
今はそれほど多くの荷はない。箱や鞄、道具袋の中にあるのは、着替えや大工道具、食料品に調理道具などだ。あとは、贈呈品用にいくつかの宝物や、路銀がある程度で、荷台はガラガラであった。
だが、帰り道は人の寝転がる空間があるかどうかというくらいに、荷を詰め込んで帰るつもりでいた。
戦国の梟雄には、まだ見ぬお宝の山に胸躍らせ、上機嫌に鼻を鳴らしていた。
「ああ~、早く会いたい、珠玉の山よ。それに、茶器。茶の種が手に入っても、道具がなくては、いまいち趣に欠ける。屋敷にある木椀じゃね~」
「そうね。あなたのいた時代って、お茶の道具、めちゃくちゃ高額だったものね」
「そうね。良き品は“名物”って呼ばれて、珍重されたもの。中でも信長に命と引き換えに渡した『九十九髪茄子茶入』は大名物と呼ばれていたわ。伊勢物語の一節、『百年に一年足らぬつくもがみ我を恋ふらし面影に見ゆ』が名前の由来で、釉薬の付け方がいまいちで地肌が出たところが、完全を表す“百”に足りぬ“九十九”なりと、名付けられたそうよ」
かつて手にした思い出の品を語り出し、テアがチラリと御者台からヒサコに視線を向けると、普段は決して見せない恍惚とした表情を浮かべていた。
悪辣極まる策謀を繰り広げる梟雄の姿はどこにもなく、名物、茶文化を愛してやまぬ文化人の姿がそこにはあった。
実際、スラスラ名物の由来、経緯を述べるあたり、相当な数寄者だと感じさせた。
「にしても、お茶の入れ物一つで、命を助けるなんて、信長も寛大よね~」
「バカ言わないでよ。あの茶入、銭一千貫で手に入れた“大名物”よ。信長にはその茶入と名刀“薬研通吉光”を差し出して、やっと命繋いだんだから!」
「銭一千貫ってどのくらい?」
「城が建つ」
シレッと言ってのけるヒサコであったが、その内容にテアは目を丸くして驚いた。
「茶入の壺だから、手のひらに乗るようなちっちゃい壺でしょ!? そんな小さな壺一つに、お城と同等の価値が!?」
「名物ゆえ、致し方なし。その品の由来、経歴が“箔”を付け、価値を高めるのだ。新物にはない凄味があるの。それゆえの高額取引よ」
「だからって、城一つ……」
あまりに違う価値観の差に茫然としているテアに対し、ヒサコは身を起こして御者台の方に身を乗り出した。そして、ジッとテアを見つめてきた。
「いい? 『九十九髪茄子茶入』は唐土からの渡来品で、最初は《日本国王》足利義満公が所蔵していたわ。その後、足利家に代々伝えられ、義政の代に山名家へ移り、次いで越前国の朝倉宗滴殿が手に入れたのよ。で、宗滴殿が軍資金のために質入れしてたのを、陣没して質草が流れた際に買い取った、ていうのが手にした経緯ね」
「おやおやそれはなん言うか、ドラマティックな出会いで」
「分かる? そうした経緯由来を知るからこそ、茶席での会話が弾むのよ。茶室の中は言わば邪魔者のいない閉鎖空間。もてなす主人と、もてなされる客人方しかいない。さりげなく見せる“名物”で話を弾ませ、詫びた風情の中に華を咲かせるのが“興”というものなの」
「な、なるほど……」
「それをあの信長め、命永らえるために差し出したのがいけなかった。茶器の価値に気付かせてしまったのが、あたしの大失策だったわ。それから憑りつかれたように畿内で“名物狩り”を始めてしまって、茶器が更に高騰。反逆者の罪を贖ったほどの名器がある。名物一つで許されるなんて風潮まで生まれて、誰もがこぞって名物を欲するようになってしまった。愛蔵するのではなく、“命綱”としての価値が値を押し上げた。あんな醜悪な状態を生み出したのは、間違いなくあたし。助長したのは魔王。ああ、本当に憎ったらしいわ!」
ヒサコは拳を振り下ろし、荷馬車の縁に叩き付けた。これほど怒りをあらわに知るなど珍しく、それほどまでに元いた世界の“魔王”を嫌っていたのだと、テアは感じた。
「何度もあいつを倒そうとしたけど、ダメだった。長大な包囲網を築き、閉じ込めて袋叩きにするはずなのに、いつもすり抜けられた。肝心要なときに役に立たない包囲者達め。特に朝倉が悪い! 宗滴殿があと十五年ほど生きながらえていたら、信長がああもつけ上がることも事もなかったのに」
「でも、その宗滴って人、結構なご高齢でしょ? それをあと十五年って」
「そうね。たしか生まれが文明九年(西暦一四七七年)で、加賀国での陣中で倒れたのが天文二十四年(西暦一五五五年)だから、齢七十八かな」
「それをあと十五年は無理でしょ」
戦国期の医療レベル、生活レベルでは、七十代すらかなり長生きの部類に入る。それをさらに十五年も重ねろとは、さすがに無茶ぶりであった。
しかし、ヒサコは首を横に振った。
「肥前の龍造寺家兼は謀反の嫌疑をかけられ一族郎党皆殺しに会い、最終的に報復して御家再興を果たしたときは、九十過ぎていたわよ。九十超えても鎧甲冑を着て、戦場にも出てたって」
「元気すぎやしませんか、そのお爺ちゃん!?」
「まあ、一族皆殺しの恨みつらみがそうさせたのかもしれないわね。ティースにはそうなって欲しくないけど」
「付け火して回った放火魔の戯言が聞こえるわね」
テアの嫌味も当然であった。なにしろ、シガラ公爵家、カウラ伯爵家の中がめちゃくちゃになったのも、すべてはヒーサ、ヒサコ兄妹の謀略によるものであり、二人の中身である戦国の梟雄の仕業に他ならなかった。
ティースはまだ犯人捜しを諦めてはいなさそうだが、まさか自分の夫が義妹を使って全部やりましたとは考えていなかった。疑ってはいたのだが、ヒーサの芝居の数々にまんまと騙され、疑惑の矛先はヒサコに向いており、捜査はまず解決不可能なほどに難航していた。
「このまま、順調に騙し切れるといいんだけどね」
「まだなにか、不安はあるの?」
「完璧にやったつもりでも、思わぬ綻びは出てしまうものよ。さっきも言った信長包囲網だって、あれだけの数を揃えて取り囲んでも、押し返されたもの。そう、朝倉! 宗滴殿がいなくなってから、一気に弱くなったから、あの田舎侍達!」
「ワンマン経営の成れの果てよね~。次代を担える人材がいないと、すぐに弱体化するなんて、良くある話じゃない」
「まったくね。家督相続、お家騒動で衰えたり潰えたりした家の多い事!」
実際、そうした現場を数多く見てきた者として、納得せざるを得なかった。
戦国時代を到来させた『応仁の乱』も、将軍家の家督争いに、各地の大名の思惑や利害からの対立が加わって、誰も収拾が付けれなくなって全国規模に乱が拡大していった経緯がある。
あの時代を生きてきた者にとっては、代替わりは家の盛衰を決しかねない最大関心事なのだ。
「でも、ヒサヒデがそんなにべた褒めなんてのも珍しいし、宗滴って人、めちゃくちゃ強かったのね」
「そりゃもう。なにしろ、僅か八千騎で、三十万の野戦軍を蹴散らし、そのまま敵拠点を陥落させたりしたからね」
「うん、頭おかしい。数が合わないわよ」
「朝倉家全般を取り仕切り、実質的な当主って感じかしら。強い上に文化にも明るく、鷹の人工繁殖まで手掛けていたそうよ。そして、あたしが宗滴殿の残した言葉。『武者は犬ともいへ、畜生ともいへ、勝つことが本にて候』ね。要は武士なら、勝つことこそが本分ってこと!」
「その結果があの有様・・・」
テアは戦国の梟雄に振り回されたここ一ヵ月の出来事を思い出し、頭が痛くなってきた。犬畜生と呼ばれようとも、勝つことを選んだ結果が今の状況なのだ。
テアは余計な言葉を残してくれたものだと、会ったこともない英傑を恨んだ。
「でもさ、ヒサヒデ、もし宗滴って人が長生きしたら、《九十九髪茄子茶入》が質流れしないことになるから、ヒサヒデ的には危なくない?」
「あぁ~、そういう結果が出てくるかもしれないのか。それは困る。あれを差し出したからこそ、信長にひとまずは殺されずに済んだのに、命綱を失うのはマズいわね。かと言って、差し出す価値のある名物となると、《古天明平蜘蛛茶釜》しか・・・」
そこでふと思い出したのか、ヒサコはテアの両肩に手を置いた。あまりに恐ろしい気配を放ち始めたため、テアは思わず身震いした。
「ねぇ、女神テアニン、あたしの大事な平蜘蛛、まだ見つからないのかしら?」
「う、ええぇっとですね、そ、その、まだ、です、はい。まだ見つかってません! 友人に探してもらってるけど、まだ何の連絡もないから、まだだと思います!」
「ふぅ~ん、そうなんだぁ」
ヒサコは手に少し力を込め、テアの肩を揉み始めた。気持ちよくなどない。殺気すら含まれた鬼気迫る雰囲気だけが立ちこめ、周囲ののどかな田園風景に似つかわしくない気配がのしかかってきた。
「さっきの説明で~、分かっていると思うけど~、平蜘蛛は九十九髪と比肩できるほどの大名物なの。つまり、女神様は城一つ、ポイ捨てしたってことなの。分かるわよね?」
「分かります! 分かりますから!」
「もし、この仕事が終わって、平蜘蛛が見つかってなかったら、どうなると思います?」
「ど、どうなるんでしょうか?」
茶釜ポイ捨ての件は完全にテアが悪いため、あらゆる言い訳が通用しないのだ。とにかく、穏便に済ましてほしいと思いつつ、ヒサコの言葉をゴクリと息を飲みながら待った。
そして、きっぱりと一言。
「体で払ってもらうから」
「ひぃぃぃ!」
予想していた回答ではあったが、実際に口に出され、しかも耳元で囁かれるのは強烈であった。
「もちろん、拒否権はないからね。非はそちらにあるんだし」
「が、頑張って探させますから! 仕事終わりまでには見つけますから!」
泣きそうな女神をおちょくるかのように、ヒサコの指先がテアの首筋を滑り落ち、あるいは駆け上がっては、その奇麗な柔肌を刺激した。
まるで、蛇にでも絡み取られたかのように異様な寒気を感じ、テアの体がビクッと跳ねた。
「あ、ちなみに、男の体で弄られるのと、女の体で弄ばれるのと、どっちが好みかしら?」
「ちょっと! 何言ってんのよ!?」
「いやぁ~、なんて言うか、この前さぁ、ティースとの結婚初夜の時、女の体でティースを貪ったじゃない? あれはあれで“乙”な感じだったから、それはそれで面白かろうと」
「なんか、ティースだけじゃなくて、あなたも妙な悦びに“目覚めて”ない!?」
「かもね!」
どちらにしろ、男であれ、女であれ、加虐的な所作には変わりがなかった。
(お願いぃぃぃ! 魔王じゃないけど、誰かこいつを退治してぇぇぇ!)
テアはビクビク震えながら、どこからつまみ食いをしようかと品定めする後ろの“共犯者”を手で押し返そうと必死になっていた。
かくして、悪役令嬢(中身は七十爺)と女神(見習い)による、お茶を求める旅は順調とは言い難い滑り出しとなった。
だが、女神はたった一つだけ、確信していることがあった。
それは“絶対にろくでもないことになる”という点だ。
おそらくは、妖精族を巻き込んだ、一大騒乱が待ち受けていることだろう。
ただ、それが世界の根幹を揺るがすほどの大惨事にならないことを願うよりなかった。
そんな思いを乗せ、欲望を詰め込んだ馬車が街道をゆっくりと進んでいくのであった。
~ 第三部・完 第四部に続く~
これにて第三部『新婚生活』編は完結でございます。
もう少し短めになるかと思っていたんですが、意外と長くなってしまいました。
第四部も構想はほぼ終わっているので、書き始めたら早いと思います。
次は旅立ったヒサコとテアの珍道中(被害者は●ぬ)をお送りいたします!
気に入っていただけたなら、↓にありますいいねボタンをポチっとしていただくか、☆の評価を押していってください。
感想等も大歓迎でございます。
ヾ(*´∀`*)ノ




