第二十五話 覚悟完了! フルアーマー・ブライダル!
カウラ伯爵ティースは揺れる馬車の車窓から景色を眺めていた。王都ウージェを発し、どうにかこうにか懐かしの故郷である伯爵領に戻って来た。
もう何か月も出かけていた気分になっていたが、実際のところ、二月も経っていない。あまりに多事多難すぎて、時間の感覚がおかしくなっていたのだ。
あるいは、もう戻ってこれないのでは、という不安もあった。どうにか無実を訴えて立場を強化しようと目論んだものの、御前聴取の席では散々に言いくるめられ、その目算も木端微塵となった。強化どころか、汚名と言う名のボロ着を重ねて押し付けられ、伯爵家の名声は地に落とされた。
どうにか罪の方は異端宗派《六星派》の方へと流れていったが、落ちた、と言うより落とされた家門の名誉を取り戻すことは叶わず、実質的には白旗を上げて公爵家の軍門に下ることとなった。
唯一の救いは、結婚相手である公爵家の新当主ヒーサが“話の分かる人格者”で、自分と伯爵家の扱いに色々と配慮してくれていることだ。
(でも、その状況に甘えているわけにはいかない。どこかで逆転の一手を、というより、名誉を取り戻すための唯一の手段を、あの“村娘”を探し出さないと!)
すでに毒説事件に関わった人物の大半が、物言わぬ死体となっている。唯一死体が出ていないのは、行方も正体も不明な“村娘”だけだ。先代伯爵ボースンに毒キノコを渡し、この事件を引き起こしたきっかけを作った人物だ。
これについては本当に手掛かりがない。現場に居合わせた騎士カイの報告により、金髪碧眼の女性ということは分かっているが、そんな人物などそこら辺にいくらでもいる。
夫ヒーサやその妹ヒサコもそれに該当するし、公爵領にも伯爵領にもいくらでもいる。
そうなると、しらみつぶしに不在証明を立証するしかやりようがなかった。
そもそも、他貴族や《六星派》が差し向けた工作員だった場合、すでに領内より退去している可能性の方が高いのだ。
(結局は手詰まりか……。それでもやらないよりかは!)
何もやらなければ、何も始まらないし解決もしない。なにより、何かをやっている方が落ち着くのだ。立ち止まって何かを待つのは、自身の性に合わない。
そう、覚悟はとうに決まっているのだ。
「ティース様、そろそろ屋敷が見えてまいりましたわよ」
同乗していた侍女のナルが、物思いに耽るティースに話しかけてきた。
ティースはそれで一旦思考を中断し、気持ちを切り替えるために一度深呼吸をした。
「ナル、話した通り、急いで準備して、完了次第すぐに出立するわよ」
「しかし、本当によろしいのですか? 夫人が少し焦らして、殿方の出方を窺うのも、アリだとは思いますが?」
「今回に限って言えば、それは悪手だわ。そんな“常識的”なものをヒーサは求めてないし、私もやるつもりはない。むしろ、これは試されている。こちらがどういう反応を示すのか、あえて縄を解いて、その様子を見ているに違いないわ。用意した答えが気に入らなければ、それこそ本気で潰しに来るくらいはやりかねない」
夫ヒーサは優しいし、非常に理知的だ。温厚でありつつも、芯は恐ろしいほど固く、ブレを感じさせない頑なさを見せたかと思えば、人の意見を吸い上げて修正する柔軟さまで併せ持っている。
ナルの言葉通りならば、“公爵の地位を持つ医者の仮面を被った暗殺者”なのだ。そこまでいかなくとも、ティースは自分の夫が一種の“化け物”だということは感じていた。
あまりにいい人過ぎるのが気にかかるし、それを理解してか、悪評を被りそうなことは全部妹のヒサコがこなしている。そういう感じすらあった。
これは手段としては、むしろ常套と言えるやり方だ。主人は物静かな人格者を装いつつ、裏では部下に命じて苛烈な手段に訴える。泥を完全にかぶってくれる部下がいるのであれば、あるいは有効な手段と言えよう。
ヒーサとヒサコがその関係であるならば、辻褄の合うのだ。
「気弱なところは、あるいは弱みは、決して見せれない。どのような場面であろうとも、気丈に振る舞うことを求めている。そう、“化け物たる自分の妻に相応しい女”であるかどうかを、ね」
「ティース様……」
ナルは安堵しつつも、不安で仕方がなかった。
屋敷を出て王都に向かい際は、明らかな焦りを感じさせた。状況が状況だけにやむを得ない事ではあったが、その時よりかは落ち着いているし、その点では安心できた。
しかし、同時に無理やり気丈に振る舞っているのではないか、という危惧もあった。あまり気負い過ぎては、どこかで焼き切れてしまうのでは、その点が心配なのだ。
そんな従者の心配をよそに、ティースはその頬に手を添え、笑顔を見せつけた。
「さあ、ちょっとばかし演技過剰かもしれないけど、あいつの出鼻を挫くにはこれくらいはやらないとね。ナル、気合入れていくわよ。公爵領は敵地も同然! ナル、気合入れていくわよ!」
「無論。どこまでもお供いたします」
女伯爵とその従者は新たな決意を胸に、到着した自分達の邸宅へと駆け込んでいった。
次なる“遠征”、その準備のために。
***
数日後、シガラ公爵の屋敷にて、当主ヒーサは日々の雑務に追われていた。一月ほど留守にいていたため、訴訟や嘆願の類が貯まっており、それを適切に処理していた。
この男ヒーサこと松永久秀は、基本的に謀略方面に頭脳を全力投入しているが、事務処理をやらせても優秀なのである。そうでなければかつての世界において、一介の商人から身を起こし、三好家に取り入ってとんとん拍子に出世して、果ては大和一国を任されるようなことなどないのだ。
あくまで、奪った方がいいか、育てた方がいいか、その天秤の傾き方次第で態度をコロコロ変えているだけだった。
そんなこんなで帰宅してからは、ほぼ執務室にこもりきりであった。
屋敷の家臣達からは、相変わらず真面目なお方だ、と感心されたが、仕事がたまっていては次の策を打つ際に支障が出かねないと考え、さっさと処理しているだけであった。
なお、ヒサコの件に関しては、当然ながら驚かれた。王都に出掛けて帰って来たと思ったら、花嫁に加えて、どういうことか妹まで現れたのである。しかも先代マイスの隠し子であることまで告げられたのだから、古くから仕える者達には特に衝撃的だった。
「真面目な先代様が、よもや別で子をなしていたとは!」
これが公爵家に仕える古株全員の反応であった。
さもありなんとヒーサは心の中で笑いつつ、ヒサコとテアを横に置き、執務に励んでいた。
なお、ヒサコは《投影》と《手懐ける者》の合わせ技で操作しており、いずれ来るであろう“ネヴァ評議国への遠征”のための練習に余念がなかった。
なにしろ、本体と分身体の双方を動かす必要があるため、今までにない感覚を得ておく必要があり、その特訓をここ数日行っていた。
「結構面倒だな、これは」
本体ヒーサが机仕事をしながら、その横では分身体ヒサコが書類の整理をやっている。
どちらも松永久秀が同時に操作しており、やはり慣れない事をしているので、動きはなおぎこちない。
「まあ、最初の頃よりかは大分上達しているわよ。書類を掴んで渡すのも苦労していたんだから」
実際、ヒサコを観察しているテアの言う通りであった。
自分の身体だけでなく、もう一つ体を操作するのはかなり頭がやられる行為であった。
結論から言えば、単純な動作であれば同時操作は可能であるが、どちらかが激しく動き回るような場面では、同時に動かすのは不可能ということだ。
特に戦闘機動を取っているような状態では、どちらか片方しか動かせない。
動きに集中してしまい、もう片方を操作する余裕がないのだ。
「そうなると、旅に出るヒサコを本体とし、留守居のヒーサの方を分身体としておいた方がいいか」
「まあ、いざとなったら厠や寝所に飛び込んでおけば、動きが固まったとしても怪しまれないでしょうしね。外にいると、それもできないし」
「そうなる、な。さて、そうなると、ヒサコを“公爵令嬢”として認知されたヒサコを、自然な理由を付けて追放する理由がいるが」
そんなこんなで執務をこなしながらの練習をしていると、執務室に執事のエグスがやって来た。
「公爵様、カウラ伯爵ティース様より、先触れの使者が参りました」
この一言は、公爵家に仕える人々の複雑な心境を如実に表していた。
ティースはすでにヒーサと結婚した身である。そうなると、ティースは屋敷の人間の視点で言えば、“主君の配偶者”であり、呼び方としては“奥方様”や“夫人”などが用いられるはずだ。
しかし、エグスはティースのことを爵位と様付けで呼んだ。一応貴人に対しての最低限の礼儀を通してはいるが、彼らにしてみれば“先代を毒殺した仇敵の娘”なのである。
本来であるならば、それこそ屋敷に踏み入って欲しくはないほどに嫌っているが、かと言って主君が決めた婚儀に異を唱えるわけにもいかず、それが態度や言葉遣いから漏れているのだ。
「エグス、先触れの使者はどんな人物であったか?」
「少年でございました。伯爵家に仕えている士分だと」
士分とは、見習いの騎士である。本来なら、正騎士の下で従卒として付き従い、騎士に必要なら様々な技術や作法等を学び、正式な騎士を目指すものだ。
であるならば、ティースが率いて来た中に、そうした人物がいるかもしれないのだ。
(大所帯で現れたのなら、それは同時に失格を意味するぞ、我が花嫁よ)
ヒーサは筆を置き、席から立ち上がった。
「分かった。我が麗しの貴婦人を出迎えるとしよう。手隙の者も玄関先に集まるように指示しておいてくれ」
「畏まりました」
エグスは恭しく頭を下げ、部屋を退出した。
そして、扉が閉まったのを確認してから、ヒーサは横に侍っていたテアの方を振り向いた。
「ギリギリくらいかと予想していたが、思いの外、早かったな」
「日数的には合格です、ね」
ヒーサは秘かにティースを試していた。どれほど素早く決断できるか、あるいは公爵家へ飛び込む覚悟と共に、これを図っていたのだ。
合否ラインは「五日以内に、五人以下の従者を率いて現れること」であった。
素早い決断と覚悟、それを見せてきたときにこそ、本当の意味で公爵夫人として迎えるつもりでいたのだ。
「時間的条件は合格。即断即決は結構なことだ。あとは、どれほど率いて来たか、だ」
あまりゾロゾロ頭数を率いて来てしまえば、それは家の中に余計な派閥を作り、家臣間の壁やわだかまりの基になる。
特に毒殺事件が起こってから日も浅い。家中の人々のカウラ伯爵家への心象は、まだまだ悪いのだ。
そこに大所帯で引っ越してくるとなると、絶対に揉め事が起こるのは目に見えていた。
ゆえに、あえて少人数で飛び込んでくるくらいの胆力を持っていれば、ヒーサとしてはそれを認めてやるつもりでいた。
そうした騒動を回避しつつ、貴人として身の回りを最低限切り盛りできる人数として、ヒーサは“五人”までとしたのだ。
その機微を察し、覚悟や胆力を示してもらわなくては、自分の妻には相応しくない、との思いであった。
「はてさて、結果はどうなるか、出迎えるとしよう」
ヒーサはテアとヒサコを連れて部屋を出た。そして、この時にはすでに自身の花嫁が試験に合格できることを疑ってはいなかった。
***
公爵家の屋敷の前には、ずらりと屋敷で働く者達が並んでいた。ヒーサの指示により、手の空いている者は残らずティースを出迎えるように指示を出していたからだ。
慌ただしい王都での挙式であったため、ティースの顔を始めてみる者ばかりであるが、その表情は複雑なものであった。
ティースはヒーサと結婚しており、立場で言えば公爵夫人だ。主君の伴侶であり、当然ながら頭を垂れて、お仕えするべき立場にある。
一方で、先代の公爵マイスは毒キノコを食べたことにより亡くなり、それを差し出してきたのはこれまた先代カウラ伯爵ボースンなのだ。つまり、かつての主君の仇の娘であり、その複雑な事情が人々を困惑させているのだ。
そんなざわめく人々の中を、ヒーサがゆっくりと前に進み出た。
そのときには、遠目に馬車が見え始めていた。
(馬車が一台、それに騎兵が二騎か……。一人は先程の先触れの使者だった者であろうが、ふむ、これは合格……かな)
馬車なら詰め込んでも四名までで、外にいる騎兵は二名。ティース本人を加えても最大で六名。この時点で、試験は合格であった。
だが、近付いてくる一団を見て、その姿をはっきりと視認すると驚くべきことが分かった。馬車が貴人を運ぶような物などではなく、幌を張った荷運び用のものであったからだ。
(馬車の御者は、たしかナルという侍女のふりをした密偵。そして、先触れにきた士分の少年。で、もう片方の騎兵は……、重装甲の騎士だな。いや、竜騎兵というやつか)
全身を覆う甲冑に、馬上でも使える短銃、日ノ本ではまだほとんど見られなかった銃を装備した騎兵、竜騎兵であった。
馬上用の銃器に全身鎧、なかなか稀有なものを見れたとヒーサは感心したが、肝心のティースが見当たらない。荷馬車の中に押し込まれておくほど、我慢強いとも思えなかったので、自然と答えは見えてきた。
(そうか、あの竜騎兵が我が花嫁か)
太陽の光を浴びて輝く甲冑。まるでこれから戦にでも出陣するとでも言いたげな、なかなかに物騒な花嫁衣裳であった。
面白い趣向だ、ヒーサは目の前までやって来た一団を見つめて、ニヤリと笑った。
(いささか、奇をてらい過ぎる感も否めなくもないが、これはこれで面白い。事実、この屋敷はお前にとって、戦場に等しい空間であるからな。よい、よいぞ、我が花嫁よ)
出した課題は合格。どころか、意表を突く一撃まで入れてきた。公爵夫人として、礼を以て迎えねば、却ってこちらが嘲りを受けかねない。
だが、今少し試してみるか、そう考えたヒーサは、まずヒサコを前に出した。
「あ~ら、お姉様、今日は随分なお召し物ですわね。これから一合戦でございましょうか?」
ヒサコが意地悪そうな表情を浮かべながら、甲冑に身を包んだ騎士に向かってそう話しかけた。
当然、場がざわめき出した。よもや輿入れしてくる花嫁が、全身を装甲で覆い隠し、挙句に銃を携えてやって来るなど思いもしなかったからだ。
しかも、それをすんなり見抜いたヒサコの目利きにも感嘆を禁じ得なかった。よくよく見てみれば、騎士の甲冑の胸部装甲は、女性でも身に付けれるように膨らんで空間的な余裕があり、装備した際に乳房が邪魔にならないようになっていた。
騎士が馬から下り、顔を覆ていた大兜を脱ぎ、その顔をあらわにした。少し薄めの茶色の髪が飛び出して、吹き抜ける風と共に靡き、同色の瞳はヒーサを見つめていた。
嫌味を言ってきたヒサコのことなど、すでに眼中になかった。
(ほう、これはこれは! どうやら、揺れていた心が定まったか・・・。むしろ考えがまとまった、と言った方が適当か)
どんな人物であれ、決意や覚悟を胸に抱いた者は、美しいものであった。同時に、その気高き姿を手折ってみたい、という別の欲望もまた、ヒーサの中に渦巻き始めた。
ともあれ、これで確定した。試験に合格したうえに、好みの女に仕上がって目の前にあらわれたのだ。
ならば、答えは一つ。
「よくぞ参られた! 麗しき我が花嫁よ!」
大きく腕を広げ、これ以上にないほどの歓迎の意を示すヒーサ。過剰な演出にも見えるかもしれないが、これが最適なのだ。
家臣の中にはこの結婚に対して、納得のいかない者がまだまだ多いのが現状である。しかし、ヒーサに対してはすでにスキル《大徳の威》によって心が“浸食”され、絶対的な忠誠を誓っているのだ。
そのヒーサが皆の前であの甲冑姿の乙女を花嫁と呼び、歓迎の意を示したのだ。忠を尽くそうとする者にとっては、それに従って礼を示せ、としか聞こえなかった。
居並ぶ面々は一斉にティースに対して頭を垂れ、仕えるべき者として正しい姿勢を示した。
この光景に一番驚き、そして恐怖したのはティースであった。
驚いたのは、敵愾心を抱いているであろう自分を歓迎してくれたことに対してだ。
恐怖したのは、敵愾心を飛び越えて、主君の威に完全に従ったことだ。
つまり、ヒーサはまだ当主就任からそれほど時間が経過していないにも拘らず、これだけの人間を心服させているということだ。
どんな魔術を用いたかは分からないが、間違いなく強い。正真正銘の“化け物”だ。
(そして、私はその化け物と添い遂げる。伴侶として、共に歩んでいく。例え、利害と虚実を織り交ぜた、互いに得物を隠し持つ、物騒な夫婦だとしても)
もうここまで来たのだ。後には下がれないし、下がる気も更々ない。
ティースは睨んでくるヒサコを無視し、ヒーサの前まで進み出た。
脱いだ兜は左脇に抱えており、空いた右腕を差し出した。金属の光沢煌めく硬い腕だ。
ヒーサはそれを掴み取り、手の甲に軽く口付けをした。金属のひんやりとした感触が唇に伝わって来た。
ティースには何も感じない。全身くまなく金属の板で覆っているのだから当然と言えば当然だ。
少しの間、二人は見つめ合い、そして、笑った。
「ふふふ……、文字通りの、鉄面皮の花嫁よ、どうすればこいつを脱いでくれるのかな?」
「それはあなた次第でしょう」
「そうかそうか。まあ、せいぜい励むとしよう。お互いに、な」
ヒーサは掴んでいた腕を引っ張ってティースを抱き寄せた。ガチャリと金属の鎧の音が鳴り響き、そして、腕を組んで並び立った。
皆が見守る中、ゆっくりと歩き始め、屋敷の中へと進み始めた。
そして、二人は思いを巡らせる。
(思った以上に楽しめそうだ。それでこそ、梟雄の妻に相応しい)
(見つけ出す。私と私の家を踏み潰した犯人を。そして、全てを吐かせたうえで、この世から消し去ってやる!)
改めての、新郎新婦が進む婚儀の花道。皆が見守る中で、二人はゆっくりと、それでいて笑顔を見せて、一歩一歩進んでいった。
しかし、その笑顔は作り物だ。互いが互いを騙し合い、本性を隠している。
花婿は花嫁の体と財産を貪るために、花嫁はどこかに潜む村娘を見つけ出すために、思考を巡らせて前へと進む。
こうして、シガラ公爵家と、カウラ伯爵家は、婚儀によって一つとなった。
しかし、それは新たなる騒乱の幕開けに過ぎない。梟雄の野望が成るか、女伯爵の復讐が先か、あるいは迫りくる魔王が世界を覆うのか、まだ情勢は定かにはならない。
~ 第二部・完 第三部へ続く ~
これにて、第二部完結でございます。
周囲から農業系の話を書いてとの要望(筆者は農家)が多数寄せられたため、農業エッセイを少し書き上げてから、第三部に取り掛かります。
しばし、お待ちください。
長々と閲覧していただきまして、感謝してもしきれません。
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ヾ(*´∀`*)ノ




