第9回ネット小説大賞を終えて
皆さん第9回ネット小説大賞の第一次選考結果が発表されましたね。
いかがでしたか?
私は予想どおり落選しました。ショボン
私の投稿した作品はポイントが二桁ですので、当たり前と言えば当たり前ですが。
それで、どんな作品が通過しているのか試しに読んでみましたが、さすがに面白い作品がありますね。
やはり、その作者様ならではの捻りが効いてて、上手だと思いました。
8月13日の発表の時間には、なかなかホームページにアクセスできなくて、仕方ないから皆んなどうだったかなって、なろうコンの掲示版をみて見ると、ぜんぜん繋がらないとか、複数作品通過とか、全滅の文字が踊っていて楽しかったです。
誰かが言ってましたが、コミケみたいって、ほんとそのとおりだなって思いました。
こんなワクワクする場を設けていただいて、運営様には、ほんと感謝です。
そして、落選した皆んな、また来年頑張ろう!
と、ここまでは表題のとおり感想でした。
ここからは、せっかくですので、最近の小説家になろうのハイファンタジーのランキングについて思う事を少しだけ。
最近のハイファンタジージャンルでは、追放ざまぁが流行りましたよね。
さくさく読めて楽しいです。
でもね…
そればっかりではダメだと思うのですよ!
もう少し、多様な作品がランキングに掲載されてワクワク・ドキドキさせてほしいって思うのです。
それで最近、小説家になろう全体を見てて、あっ、これは偉大なハロルド作石先生の漫画「BECK」の世界じゃない? って思いました。
「BECK」は、素人だった少年が音楽の世界に飛び込んで、最後には世界的なアーティストになるお話ですが、そこにはアイドル的な歌手や、自分の音楽を追求する個性的なバンドマン達がたくさん登場します。
これを小説家になろうで言うと、ハイファンのランキングに出てくるスターの中で、追放ざまぁ系はアイドル的な歌手でしょうか(勘違いのないように私はアイドル好きです)。
なんだかみんな似たような小説で、読者が飛びついてきて、もちろん読むと楽しいです。
でももっと感動的な物語や、初めてのストーリーにワクワクしたり笑える作品も必要だと思うし、無職転生や転スラのような新しいムーブメントを起こせる作品がランキングに載っていて簡単に読みたいって思うのですよ。
先日行われたオリンピックの会場で、様々なアニメの音楽が流れて、世界中のファンから絶賛されてましたよね。
世界ですよ、世界!
ハイファンタジーには、そんな世界の頂点を目指すような小説もランキングに載ってほしいと思うのです。
「BECK」に登場する個性的なバンドマン達は、昼間は仕事をしてて夜とかにバンド練習してたりするのですが、皆んな自分の音楽を追求してて、一部のファン以外からはなかなか評価されないんですよね(でも、そこにドラマがあって熱いのですが)。
その中で、主人公達は苦労して最後は世界の頂点に立つのですよ。
そこからの景色は、そこに立った人達だけの世界な訳ですが、私達もそこを目指しましょうよ!
…えっ、そう言うお前はどうだと?
…さっき一次で落選したって言いましたよね。
…私には、とてもそんな技量が…が、頑張ります。