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月が見てきた世界  作者: ばん.
4/13

交流会の始まり 

 その日の5,6限目は交流会のことについて。

1年生は初参加の為、ルール説明や交流会の雰囲気がわかる動画を見てから作戦会議をする。

2,3年生は参加したことがあるので、作戦会議に時間を使う。

ドッジボールは、全員参加なので外野を二人決める。

月と蜜は、500メートル走とドッジの外野をすることにした。

朝に通常の時刻に学校に集合、それから会場にバスで行くらしい。

 会う時間が、「ない!!」はああああ、とため息をつく月に、

「なあんだなんだ~元気がないな~」と頭を撫でてくれる蜜。

そんな中、月は、寒い中1人でいたらどうしよう、と君のことで頭がいっぱいだった。

いつもの公園は、学校に行く通り道だからと月は当日公園を覗いて行くことにした。

会いたかったなぁ、と月は交流会の話に混ざった。


日曜日。女子の髪型は上で団子ヘアでなければ髪型は自由。

月は普段は全くしない、ポニーテールで行くことにした。

動きやすく尚且つ、邪魔にならない髪型といえばポニーテールだな。となったらしい。

いつもより早く、月は家を出た。君に会えるかもしれなかったから。

君に会いたい一心で月はいつもの公園に向かった。公園には誰もいなかった。

 少し、いつものベンチで座って待ってみることにした。が、君はこないままで。

すると、”いつもの子”が来た。「今日はね、ゆっくり居れないの。」ごめんね。と

子猫に話しかけた。もう行かなきゃ、行ってくるね、と子猫の頭を撫でた。

結局、君は公園に現れなかった。

 「いつもなら会えてたのになぁ」と月はゆっくり学校に向かった。

教室に着くと、女子が女子をしていた。髪の毛を巻いて、化粧をして。

皆可愛かった。蜜もポニーテールで、お互い「可愛い」と言い合いながらバスに乗った。

 バスに乗ると、蜜は元気そうでよかった、と飴をくれた。

蜜は毎日、棒が付いた飴を食べている。

「今日の意気込みをどうぞ!」と蜜が月に言うと、

「楽しみの時間を潰されたからには、本気で楽しんで全校ぶっ潰す」と、

治安悪いな~と、蜜に言われながら、月はメラメラ燃えていた。

 会場はドーム。ドームに着くと、蜜は飴を食べ終えた。交流会中は飲食は良い。

ただし、競技中や自分のクラスが出てるときの飲食はダメというルールだ。

 式までまだ時間がある。とは言っても20分くらい。

月たち二人は先生に頼まれて、本部にトーナメント表を貰いに行くことになった。

貰いに行く道中に、沢山の学校の生徒がいた。

月は部活に入っていないため、どのジャージの人がどの学校なのか、全く分からなかった。

蜜はテニス部のため、他校にも知り合いがいて手を振ったりしていた。

二人が本部から戻ると、並ぶぞーと先生に言われた。



          こうして、交流会が始まった。


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