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桜が咲く季節の中でまた笑う。  作者: 全テヲ放棄した少年
2/11

日常。

青山「おーい、安藤この仕事頼んでいいか?」


安藤「……まじっすか………。」




高校を卒業して就職した会社。

料理とアパレルが融合したこの店舗は

【SEASON】と言う名前で幼馴染の兄に誘われ

地元を離れてその人達と一緒に

立ち上げから働かせて貰っているものの

ほかの社員の人にオーナーと知り合いとは

話さないで仕事をしている。





青山「仕方ないだろ……この資料担当者は既に帰った」




なんてドヤ顔で話すこの人は

オーナーの幼馴染であって自分からしても幼馴染の人






安藤「それに、僕はアパレル担当じゃなくて飲食の方担当なんだけど?」


青山「それは、知ってるけどお前の作る資料は見やすいから仕方ないだろ?」


安藤「仕方ないってなんだよ、意味が分からない。」




飲食系の店舗では

朝5時から夕方16時までは【カフェ】として

夕方18時から夜20時までは【レストラン】として

夜22時から明け方4時までは【バー】として

交代制の営業スタイルで



安藤「今日、始業から働いてるんだけど?」



朝5時の開店に間に合わすために4時頃から働き

レストラン業務の仕込みを終えて19時に帰る予定だった。





青山「そんなん成田に言えっての、お前同期なんだろ?」


安藤「同期ってつっても、こっちは飲食であって成田はアパレル部門だろ?」


青山「でも、成田とよく話してんじゃん」


安藤「向こうが話しかけてくるんだよ」






なんて言いつつもりんくんの手伝いをしないと

帰しては貰えないだろうし

どうせ家に帰ってもやる事なんてない。





青山「そういえば、お前シェアハウス始めたんだろ?」


安藤「あの、無駄にでかい家この仕事してたら無駄なんで」


青山「無駄ってな……」


安藤「なんなら、明日の休みはその人達が引っ越して来る日なんで電話しても絶対仕事には来ません」


青山「それは、かけるにも言われた」




翔と言うのはここのオーナーである

相澤翔あいざわかけるのことで





青山「『2ヶ月ぶりの休みだから休ませてやって』だとよ」


安藤「そんなシフト組んだのお前だろ、ブラックすぎんだよ」


青山「それは、ノーコメントwww」





まぁ、休んだところでやる事なんて何もないんだけどさ





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