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師弟関係

〜〜グランバル侯爵の館


サーシャ殿申し訳ない

2つ名の持ちのあなたにこんな依頼をしてしまって

開口一番に侯爵は謝罪した。


いち冒険者に謝罪なんてしないでください

他の者がみたらどう思うか…

サーシャの意見は正しかった侯爵が一般の者に謝罪など本来は…いや絶対にしないのである


依頼を受けてもらいありがとう

そこに先ほどまでの侯爵の態度はなく

侯爵は堂として話していた。


試すような真似をしてしまいましたが

シャトー様は魔法の才能があります。

このまま教えられず育ってしまうと

魔力が暴走してしまい

厄災級の災害が起こる可能性があります。


わしも賢い子だと思っていたが

そこまでの魔力を秘めているとは

わしに協力が必要なことは何でも言ってくれ

可能な限り聞き届けよう


ありがとうございます。

それでは明日より家庭教師勤めさせていただきます。

グリーンの髪をなびかせながら礼をする。


〜〜翌日〜館の庭にて


今日から学園に通うまでの二年間

君を教える事になったサーシャだよろしく

そう言ってサーシャは手を差し出す。


サーシャさんよろしくお願いします!

そう言いシャトーは手を取るのであった。


さんではない先生だ!


はい!サーシャさ…先生!



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