表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/11

ギルド

シャトー今日は街に行くぞ

ファムはご機嫌にそう告げた


どうしたんですか突然


伯爵…シャトーの父に魔物を狩りにと話したがやはりだめで…それならばとギルド見学を

提案したらそのまま了承を得てな


本気で魔物との実戦を提案していたようだ

まだ3歳だぞ?と不安を感じつつも

ギルドは気になっていたので全然オーケーである


行きましょうギルド!


〜〜町中


ファム先生どうしてこのグランバルの地には魔物が多いんですか?


良い質問だ

いくつか理由はあるが

大きい理由はダンジョンがあるからだな


ダンジョンとはなんでしょうか?


地中に魔力が溜まって核となり

ダンジョンとして現れる

その為、ダンジョン内には魔物が多く

ダンジョンの規模が大きければ大きいほど

魔力が集まっているので強い魔物が出るな

稀にダンジョンは小さいが魔力が濃縮され

とてつもなく強い魔物が出るダンジョンもあるそういったダンジョンをクリアしたものは

2つ名が付く事が多いな


ダンジョン!素晴らしい!許可が出れば是非行きたいです!


あー、連れて行きたいのは山々なんだが

グランバルではギルド登録していない者は入れないんだ


ギルド登録は何か条件でも?


伯爵が許すと思うか?

呆れながらにファムは答えた


ただただ頷くしか出来ないシャトーであった。


〜〜ギルド 銀の盾


話しているうちにギルドに着いていた。


ファムが馴染みの受付嬢マリーに話し掛ける


ギルド見学をさせたいんだが構わないか?

ギルドの依頼でファムが伯爵の子の家庭教師をしていることを知っていたマリーは


大丈夫だと思いますが一応副ギルドマスターに確認してきますね


と、残しカウンターの奥の方に走っていった。


〜〜待つ事数分


問題ないみたいですっ!!

少し息が切れながらもマリーが戻ってきた。


ありがとよ

マリーが良ければだが簡単にランクとか

依頼の種類とか教えてもらえないか?

俺は言葉で伝えるのが苦手でな…

頭をかきながらファムはいう


今日は空いてますし特別…ってわけじゃないですけど!説明しますね


AからFまでの

5つランクがあります。


F Eは初心者、DCは中級者、BAは上級者

という扱いみたいだ。


Fランクでもダンジョンに入れるので非常に稀ですがFランクのままの冒険者もいますが

まずは、依頼をこなしつつEランクを目指しDCBAと目指して欲しいですね。

ランクは5つと伝えましたが

Sランクも存在します。

しかし、Sランクは目指してなれるものではないので現在Sランクは世界に数名程度しかいそうです。


この様な説明で大丈夫ですか?

寝かけていたファムに同意を求める


あぁ…ああっ!大丈夫だありがとう

一瞬で覚醒して答えた。


質問しても良いですか?

シャトーが割って入る


ええ、どうぞ


FランクからEランクまでに何件依頼を受ける必要があるのでしょうか?


簡単なものであれば10件程度

難しいものであれば1件でも上がれる場合があるわ受ける時に確認するといいわね


こうしてシャトーの初ギルド体験が終わった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ