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修練
〜〜グランバル侯爵の館
そこにはサーシャとシャトーがいた。
今日は魔力を操作する事を教えようと思う
魔力がいくらあっても操作出来ず暴走
してしまえば危険だからね
リラックスして目を閉じて
体内に血が流れているイメージを
シャトーは目を閉じてリラックスし
体内を循環する血のイメージをした。
どれくらいの時間そうしていただろうか?
気が付けばシャトーの皮膚から
数ミリのところに
光の膜のようなものができている
やはり君は凄いね
シャトーが声に驚き目を開けると
息がかかる位置にサーシャがいた。
せ…先生?
シャトーはさらに驚き返事をする
ははは、ごめんごめん
シャトー君には素質があるなと思って
そういってサーシャは少し顔を赤らめ離れる
今日はそのまま血の流れをイメージし
魔力を纏う時間を伸ばしてみよう
最初は数分でも辛いはずだけど
慣れれば無意識で長時間出来るようになるよ
シャトーは目を瞑りイメージする。