表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/6

第2話 変人からの拒絶

正体は変人の結磨様に出会ってしまった龍

何とか話しかけようと試みます!

あれから三日がたった

あの転入生のことは何度も気にすることがあったが話す機会も何もなかった

ただ…

…………

ただ、ふと顔を見たときに寂しそうな目をしていた気がした

キザかもしれないけど

今時流行らないかもしれないけど

それが本当の感情なんだ


「はぁ…どうしよ…」

まぁどうしようもないんだけど

ただ長崎結磨と話しをするにはどうしたらいいか

そればかりを考えていた


…あれ?

長崎結磨と…田辺勝麻

「あれ?羽山じゃない?」

「おー…」

長崎に気づいていないふりをして田辺と話し始めた

「お菓子持ってる?」

「あーあいつがもってる」

…え?

田辺の指差すほうには彼女がいた

話すきっかけになるかも

「サンキュッ!田辺!」

「え?」

そうだ

そうだよ

そうだよなッ!

やっぱりこれは神様がくれたチャンスだよな!

僕は長崎の前に立って深呼吸した

「お菓子ちょうだい!」

思いきり笑った笑顔

思いきり広げた手のひら

「………」

彼女は笑いながら首を振った

…あっけなく初めての会話は終了した

「…お前何やってるんだよ?」

田辺が僕の首に手をかけた

笑ってない

どっちかというと怒ってた

「初対面に話しかけちゃってさ」

な…なに?

何で微妙に怒られちゃってんの??

「いこ、長崎」

「…あ」

長崎結磨は僕の前から姿を消した

ただ一つわかったのは

田辺は長崎を守っているということ

僕はなんとなく落ち込んでその日から長崎に話しかけることをやめた

よんでくださってありがとうございます

<作者より>


次話から結磨様は中学生☆

変人ぶりをとくとみなさい!

<結磨様より>

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あとがき欄の下
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ