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天地無窮を、君たちと  作者: 天城幸
第七章
334/630

17.大地の民2 ~おやつ/スパルタ?~

 

 ティオやシアンを迎えることができたので祝宴を開くのでぜひ参加してほしいと言われ、快諾した。

「翼の冒険者は音楽をよくされるとか。ぜひとも聞きとうございます」

 大地の民はその生活において、常に大地の太鼓と共にあると聞いた。ならば、ティオが叩く大地の精霊から譲り受けられた太鼓は彼らにとって象徴的なものだろう。

 準備をする間、自由に過ごすよう告げられ、村長と一旦分かれた。

 夕食までに時間があるので軽食を取ろうと準備をする。

『きゅうちゃんを倒してから行け!』

「キュアー!」

 九尾とリムが遊ぶ傍ら、シアンはマジックバッグから料理を取り出す。鸞がそれを手伝う。

 ティオはゆったり寝そべりながらシアンやリムの姿を穏やかな眼差しで眺めていた。

 その姿に、宴の準備を村人にあれこれと指示していた村長が見とれる。

 鳥獣の王の堂々たる体躯、艶やかで美しい毛並み、鋭く威厳のある眼差し。まさしく、大地の力強さを感じさせる聖獣だった。

 幻獣の声を拾うことができることが誇りだった。精霊を感知する者が途切れがちの中、周囲も崇めまつった。

 いつもは村長を遠巻きにする村人たちが、どこか浮ついた様子で近寄って来る。グリフォンの声を拾い上げてくれ、と言い、背中を押さんばかりで数歩近寄らされる。

 そのせいか、緩急つけた動きで鷲の顔がこちらを向く。滑らかで予測不可能な敏捷な動きに、心臓が跳ね上がる。

 知性の宿る瞳はだが、鋭い光を放っている。滑らかな毛並みが角度を変えたことで陽光に艶増し、引き締まったしなやかな巨躯、優美な曲線で形作られた翼、何より、膨大な魔力を感じ、全てに気圧される。

 その視線に晒され、息をすることすら忘れた。

 瞬きすらせずに、ただただ眺めていることしかできなかった。

 幻獣の言葉を拾うことができたため、成人前から村長になることが決まっていた自分が、何もできずに呆然としていることしかできなかった。

 ふい、とグリフォンが長い首を捻り、視線が外れる。途端に、威圧感から解放され強張っていた体が弛緩する。

「ティオー、おやつ食べよう」

 と、呑気な声が掛けられる。あの美しくも荘厳なグリフォンに対して不敬であるとさえ思えた。

『おやつ!』

 美しく強いグリフォンの拾えた第一声は可愛い言葉だった。

 村長は呆然と立ち尽くした。

 そんな彼女を余所に、グリフォンは一蹴りで大きく跳躍する。

 地味で何の変哲もない男が食べ物を盛った皿を差し出す。

「おやつというか、軽食かな。はい、口を開けて」

 パンにタレの絡んだ肉を挟んだものを取り上げてグリフォンの嘴に近づける。

 周囲で悲鳴が上がる。

 それもそうだ。腕ごと噛み千切られることを想像せずにはいられなかった。

 だが、グリフォンは嘴を開くと肉とパンだけを咥え、嘴の奥へと収めていく。

 嘴についたタレを舌で嘗めとる仕草は、眼前でされれば、自分を食料だと認識されたと思わずにはいられないだろう。

「どう? タレを甘酸っぱくしてみたんだけれど。折角だから、この地方で手に入れた果物の果汁を使ってみたんだよ」

『美味しいよ!』

 同行する男の腹に頭をこすり付ける。まるで、小動物や家畜が主人に甘える仕草そのものだった。

 何より、その物言いである。

 唖然とした。

 あの孤高の雰囲気を漂わせていたグリフォンが、人間に甘えているのだ。

「キュアー」

 小さい白い幻獣の姿を取っているドラゴンが口を大きく開きながらパンを差し出すと、嬉しそうにそちらも食べる。

「あーん、って言っているみたい……」

「まさか……」

 村人たちもまたその光景を眺めていたが、そのまさかだった。

 そして、村長の感知能力はしっかり幻獣の声を拾い上げていた。

 ほのぼのした風景に混乱せずにはいられなかった。

「そっちは甘辛くしてみたんだよ」

『こっちも美味しい!』

 グリフォンは味の変化にご満悦だ。

 村長の困惑は深まるばかりだ。

 ここに幻獣のしもべ団がいれば、ティオ様は格好良くて可愛いんだ、とでも主張したかもしれない。兄貴に甘えるティオ様というのは平和の象徴だ、とも。確かに、ティオがシアンに甘えられない事態というのは一大事だろう。

 村長は宴会の準備を村人に任せっきりで翼の冒険者の観察を続けた。

 軽食を食べ終わった後、片づけをし、楽器を取り出して練習を始めた。

 村の子供たちが遠巻きに眺めている。中には大人もいて、でも、すぐに宴会の準備に引き戻されていた。

 グリフォンの足元に強い魔力が弾けた。閃光のような眩しさを感じ、咄嗟に目をつぶって開いた後には、鋭い鷲の爪の下に太鼓が出現していた。

 濃い大地の波動を感じる。

 村人たちも感知したらしく、ざわめきが起こる。

 翼の冒険者たちは気にせず練習を行う。狐と鳥は傍らで聴衆に徹している。

 数曲弾いた後、同行の男がグリフォンと小さい幻獣に話しかけ、楽器を受け取って演奏して見せたりした。新しい曲を教えているのか。何と、男は大地の太鼓も打ち鳴らすことができた。

 あれほどの名器は奏者を選ぶ。鳴らすことができるのは相当の名手だけだ。

 村長は人間の評価を上げた。

 そして、何度か繰り返すうち、グリフォンに話しかけ、同じ旋律を繰り返し演奏した。教える方も教わる方もできないからといって苛立つことはなく、小首を傾げ合いながら試行錯誤している。

 そのうち、人間は構えていた楽器を置いて、グリフォンの背に手を置いた。そのまま、こうだよ、と叩き始めた。

 村長は息を飲んだ。

 あれほどの誇り高い獣に、軽くとはいえ掌を叩き続けることができるなんて。

 今度こそ、怒りに任せて人の体が引き裂かれるという想像が脳裏に浮かんだ。

 しかし、そうはならなかった。

 人間が背を叩くのに合わせて、グリフォンは大地の太鼓を叩いたのだ。

 そして、教えた通り弾けたのか、グリフォンと人間は顔を見合わせて笑い合う。

 人間が楽器を構え旋律を奏で出すと、腹に響くグリフォンの太鼓の音が支え、白い小さな幻獣が持つ円状の楽器を振り、華やかな音を響かせる。

 ああ、そうか。

 グリフォンもあの小さい幻獣も、あの人間を信頼していて、何よりとても好きなのだ。彼と音楽を楽しみ、食事を食べ、共に在ることがこの上ない喜びなのだ。

 村長は自分が泣いていることに気づいた。

 優しく調和され、どこか美しくさえ見える光景に、自然と涙が溢れ出た。



 シアンたちは間食の後、音楽の練習を行い、その後は村周辺を一巡りしてのんびり過ごした。

『やはり、ティオの大地の太鼓が出現した際には村人たちが驚いていたな』

 村を振り返りながら鸞が言うのに九尾が頷く。

『それに、シアンちゃんのマイペースぶりですよ! ティオの体を叩き始めた時なんて、きゅうちゃん、ティオさんファンの村人に八つ裂きにされないかと冷や冷やものでした。まさしく体に叩き込む! 結構スパルタ?』

『痛くないもの』

 九尾の戯言を短い一言でティオが受け流す。

「はは。つい、熱が入っていつもの通りにやっちゃった」

 鸞は内心、この一行は自分以外は全員マイペースだなと考えた。最近では感化されつつあることに自覚はない。

「明日はあの山に行くんだね」

 シアンが見上げる先に、幻獣たちも視線を向ける。

『鸞の探しているもの、あると良いね!』

『きっとあるよ』

『うむ、そうだと良い。折角、みながここまで連れて来てくれたのだしな』

『まあ、なくても色んな景色や動植物を見れて楽しかったということで』

 まさしく、九尾の言う通りだとシアンも思う。

 そして、現実世界にこまめに戻るシアンに合わせてくれることにも感謝する。今もこうして、近くのセーフティエリアで短いログアウトをするのに付き合ってくれているのだ。村で昼寝と称して行っても良かったのだが、九尾が散歩がてら外へ行こうと提案したのだ。夜に本格的に寝るならばともかく、できるなら避けた方が無難だろうという言を受け入れた。

 仄暮れのころ、村に戻れば広場はすっかり様変わりしていた。

 円形の広場の中央に祭壇が置かれ、焚香料が細い煙を登らせている。香りからするに、先ほどシアンも譲り受けた精霊が好む香だ。広場の外縁に等間隔で松明が設置されている。

 シアンたちの姿を見つけた村人たちが広場に設えた席、地面に置いたクッションへ案内してくれる。村長はすでに座っていて、やはり熱っぽい視線をティオに注いだ。

 そして始まった宴席は、どこか皆グリフォンの目を気にする様子で賑々しく、とはいかなかった。

『みなさん、ティオを見るのに忙しいという感じですねえ』

 流石にここではカトラリーを使うことはなかったが、九尾は村人の分までも食べそうなくらい、旺盛な食欲を見せた。

 暑い地方特有のスパイスが効いた食事が多かった。

 ティオの前には多種多様な、そして大量の料理が並ぶ。

 シアンやリムに分けてくれるのは良いが、ティオに食べてほしくて用意したのだから、と沢山食べるように勧めておいた。

 食事の後、演奏を行った。

 昼間に広場で練習をしたものの、やはり人に聴かせることを目的にするのとは異なる。

 薄暮の最中、ティオの力強い太鼓の音に、松明が大きく揺らぐ。非日常を演出された上での演奏に、村人たちは聴き入った。

 何曲か弾いた後、シアンは村長に大地の民も太鼓をよく演奏すると聞いているので、ぜひ一緒に、と誘ってみた。

 初めは戸惑い、畏れ多いと遠慮した村人たちも、一人が太鼓を持ち出したら、我も我もと参加し始めた。世界の力の粋を持つ精霊たちへの敬意を籠めた、敬虔な気持ちが伝わって来る。

 大地の精霊たちは太鼓の律動が好きだ。それを巫師から伝えられた大地の民によって、太鼓は大地の精霊へ捧げるものとなった。なお、某グリフォンの上質の魔力と挨拶の意志を乗せた律動は心地よく、精霊たちの王にさえ好まれた。

『ふむ、こうやってトランス状態に入り、精霊と交信をするのか。そうすることで手を患者に触れさせる行為によって治療を行う部族もいると聞いたことがある』

『そうですねえ。彼らにとっては大切な儀式なのでしょう。しかし、きゅうちゃんたちはいつものとおり、歌と踊りを楽しめば良いのですよ』

 鸞も九尾も宴会を楽しんでいるようだ。

 ゾエでもこんな風に演奏したな、と懐かしく思い返す。あれはちょうど一年前の出来事だった。

 それからリムが大きくなったり、島や館を譲り受けて移住したり、新たな仲間たちと出会えた。

 この世界を分かち合い、信じられない眺めを楽しみ、初めての価値観を見つけて来た。

 これからもそうあることができれば良いと思う。



 シアンが明日早く村を立つというから、小夜すがら太鼓に興じそうな村人たちを、村長が上手く宥めすかし、村は就寝した。

 シアンはセーフティエリアだという村長の家の離れを借り、ログアウトした。

 その夜のことである。

 ティオは向こうの世界へと行ってしまったシアンの残された体の近く、許される境界線間際に陣取っていた身を軽やかに起こした。リムも気づいて起き上がっている。

 リムが鸞をつついて起こしたので、ティオは嘴で狐を転がした。

『きゅっ、何事ですか。できれば、もっと優しく起こしてほしいです』

『小さいものがいっぱい飛んでくるよ!』

 寝ぼけ眼をこするという人間のような仕草をしながら文句を垂れる九尾に、リムが警告を発する。

『この村を襲うつもりなのか?』

 鸞の声が緊張を孕む。

『うん、この村に対して敵意がある』

 ティオもリムも優れた感知能力で、離れた場所から発される殺気を読み取っていた。

『そうですか。では、手筈通りに』

 こういったことを想定して、有事にはシアンの傍に二匹が残って残る者が相手をしに戦闘へ繰り出すことを話し合っていた。

 今回は鸞がいるので九尾と共にシアンの傍に残る。鸞はそれほど戦闘を得意としてはいないが、それでも高位幻獣で魔力も豊富だ。島で暮らすうちに更に魔力が高まっている。

 鸞がいない場合はリムと九尾がシアンの傍に残り、ティオが出て行くことが多い。九尾もいない際にはティオも残る。

 シアンがこちらの世界に意識のない際、万が一の有事に備えるための仕儀だった。

 なお、島でログアウトする際にはセバスチャンがいるので万全を期される。幻獣たちは自由に過ごした。

 ティオとリムは向かってくる方角の村の石垣の外に陣取ることにした。

「え? グリフォン様?」

「こんな夜更けにどうしたんですか? もしかして、御不浄に?」

 石垣を上の木杭ごとふわりと跳躍して乗り越え、闇からするりと姿を現したティオに、見張りと思しき村人二人組が驚く。

 気配を弱めるのをやめると、その存在感に圧倒される。

『蜂だ』

『大きい蜂だね!』

 リムの体半分ほどもある。

 幻獣たちはいち早く敵の姿を捉えていた。

 ティオたちが向く先に意識を凝らした村人も、しばらく後に感知する。

「ちっ、また来たか」

「よりによって、翼の冒険者がいる時に!」

「俺は村長に知らせてくる。応援を寄越して貰う」

 グリフォンを間近にした高揚から一転、勇敢だという大地の民の表情が引き締まる。

「あれは、時折村を襲ってくるんです。寄生性の魔獣で、卵を産み付けてくるんです。人の体の中で孵化した幼虫が内臓を食らって成長するんですよ」

 体内から食われる痛みは筆舌しがたい。しかも、通常の蜂の数倍の大きさだ。幼虫もその分大きい。卵を産み付けられた村人の中には、その幼虫が体内を這いまわるのを感じた者もいる。

「気を付けてくださいね。あいつらの針は麻酔針で、物すごい効果があるんです」

 寄生先を殺してしまっては幼虫を育てられなくなる。一瞬で終わらせずに時間を掛けて苦しめさせるのだから、性質が悪い。

 せっせと話しかけてくる村人も、後ろから応援が駆け付けてきたので口を噤んだ。

 村人たちは蓋のような盾を手にしたり、目の細かい網を持っている。

 網へ追い立てて捕獲するのだ。

 と、ティオが滑らかな動作で脚を踏み出した。気負いない動作だったが、途端に、ゆらりと大地から陽炎が立ち上る。夜目にも大気が歪むのが分かる。そこに絡め取られた蜂に似た姿をした魔獣が音を立てて地面に落下する。

「なっ⁈」

「何だ?」

「大地の力を感じたぞ!」

 村人の視線がティオに集中する。

 しかし、ティオは役目は終わったとばかりにリムがいくつか魔獣をマジックバッグに収めるのを待ち、二頭で悠々と戻っていった。

 その後ろを、茫然と見送る村人の手から、網が落ちた。



 大地の山の麓で暮らす猛々しい大地の民の中でも彼は特に勇敢だった。

 口伝でよく出てくる一族の英雄たちとともに、自分の名もずっと残るのだと信じていた。けれど、ある日、強い太陽の光を弾く、美しく大きくはばたくグリフォンを見てからは駄目だった。脳裏に焼き付いて離れない。どれほど速く駆けても、所詮は地べたを這いずっているだけだ。どれほど力強く敵を屠っても、軽々と前脚を一閃するだけで巨大な魔獣が吹き飛ぶグリフォンとは比べ物にならない。そして、罠や狩りの追い込みなど、知恵が回ると自負していたが、その瞳に宿る知性、人の言語を解し、先の先まで読み通すことと比べれば何ほどのこともない。

 自分の弱さ、何も持たないことを、まざまざと見せつけられた。

 彼は思い至らなかった。そも、グリフォンと人とを比べる方がおかしいのだと。自分ができることをする。自分ができることを増やす。有意な方向性を考える。そうしたことには思い至らなかった。



 翌朝目が覚めたシアンは村長に魔獣討伐の礼を言われ、夜間にそんなことがあったのかと、幻獣たちをねぎらった。

 シアンとしてはいつものことだ。

 今までも、例えば昨年秋に火山に向かった砂漠の道中でも、シアンがログアウトしている最中に幻獣たちが強い魔獣を倒していた。それらの素材は島の幻獣や幻獣のしもべ団たちに有効活用して貰っている。

 大地の民を度々苦しめていたという寄生性の魔獣のことについて聞き、シアンは自分たちもまた寄生虫に似た非人型異類に苦しめられているのだ、と念のために注意を喚起しておいた。

 そうして大地の民の村を出発し、ティオの威容に恐れをなしたか、魔獣の襲撃に会うことなく、テーブルマウンテンに到着した。

 鸞が見つけた情報の指し示す位置に、求める神秘書はなかった。

 ただ、巨大な石碑が立ち、そこに掘られている文章が、まさしく鸞が求めていた知識だという。

 興奮気味で石碑の四方を飛び回りながら碑文を読む鸞に、しばらく時間がかかりそうだと、銘々好きなことをする。

 シアンはそういえばこういった碑文をアダレードの密林の遺跡の中で見つけたな、と考え、ティオは周囲の警戒を行い、リムは好奇心の赴くままあちこちの茂みをのぞき込み、九尾は居眠りをした。

 日が中天に登りそうになったころ、鸞は満足のため息をついて碑文から離れた。碑文の台座には動植物が掘られ、それの模写まで行っていた。

 シアンたちは昼食の準備に取り掛かっており、折角だからと大地の精霊を呼び出して共に食事を摂った。その後、精霊に請われるまま、演奏を行った。

 離れた場所にある大地の民の村にも、その雄大な音は届いたという。



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