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白と黒  作者: 9741
第1章 告白
3/90

出会いは十年前

 クロちゃんとの出会いは十年前。両親が事故死して、部屋の隅で僕が一人泣き叫んでいる時に現れた。あの時、僕は目玉が飛び出るくらい驚いた。

 周りに自分以外誰もいないのに、突然頭の内で別人の声が聞こえたから、幽霊か何かだと思い本気で恐怖した。


「(あれから二週間は、夜トイレに行けなくなったしな)」

「クロちゃんのせいだろ!!」


 あざ笑うクロちゃんを僕は責める。そうなんだ、クロちゃんを幽霊だと思っていた僕は、しばらく一人でトイレに行けなくなってしまったのだ。クロちゃんのせいだ。

 あの後、やっとトイレに行けるようになった頃に、勇気を振り絞り、自分からからクロちゃんに話しかけた、その時クロちゃんに、もう一つの人格だと告げられた。

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