序章
初めての投稿で、とても下手な文章になっていると思いますが、読んでいただけたら嬉しいです。
ラノベとかではないです。すみません。
楽しく読めるものでも無いと思いますが、それでもいい方は、読んでみてください。
「峯田社長、探していた条件に当てはまる人物を見つけました」
細身のいかにも頼りなさそうな男が言った。
「そうか、よくやった。佐久田」
社長と呼ばれた男が答える。
「これで、儂の夢に一つ近づいた」
「おめでとうございます。上手くいくことを願っています」
「そうだな、つくづくお前のような秘書を持てて良かったと思ってるぞ」
ここは、秘書か社長の指紋でしか入れないロックが掛かってる部屋。
勿論、声が外に漏れることもなければ外からの声もない。
そもそも、近づく者がいない。
そんな部屋で、若めの佐久田という秘書と明らかに歳を取り、優しい見た目には見えない峯田という社長が話している。
「これを受け取ってください」と佐久田は言って手紙のようなものを峯田に渡した。
「これは何だ?」
「協力者からの手紙です。社長に前もって作ってもらった手紙を渡し、それに対する手紙です。失礼ながら先に読ませていただきました」
峯田は、記憶を探りそれを思い出した。
条件を記し適当な言葉を並べただけだった気が峯田はした。
「そうか。ご苦労」峯田はそう答えた。
「それでは、失礼します」
そして、佐久田は部屋を立ち去り峯田は部屋の中にある丸椅子に座りほくそ笑んでいた。