恋雪
掲載日:2012/01/15
恋雪
粉雪が降り積もる、12月の夜
俺は、彼女を近くの人気の少ない場所に呼んで、溜め込んだ思いを打ち明ける。
お前のことが大好きだ! って・・・すると、目の前の彼女は息を忘れたかのように驚いている。
顔が熱くなり、頭がボーっとするのが分かる。
彼女の返事を待つ時間が、無限にも感じられた。
おそるおそる彼女を見ると、彼女は瞳を潤ませ、顔は上気していて・・・
ありがとう・・・わたしも大好きだよ。
街灯の柔らかなオレンジ色の光に包まれるように・・・、雪降る冬の寒さを和らげるように、二人は自然と互いを抱擁した。




