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第20話

剣持とアイリスは、陛下が待っている執務室に向かっている。

「陛下、ケンモチ卿とアイリス様が、来られました」

「分かった。入りなさい」


剣持とアイリスは、執務室に入っていった。


「ケンモチ卿とアイリス殿に、少し話をしたいと、思ったからだ」


陛下がそう言って、話が始まった。


「陛下、お話とは何でしょうか?」

「そうだな?先ず、堅苦しい言葉遣いは無しにしよう!正式な場所では無いからな」

「分かりました」

「ケンモチ殿、娘のアリスを宜しく頼む」

「はい!しっかりと、アリスの事を守って行きます!」

「気合いが、充分だな!」

「其から、ケンモチ殿には、渡すものがあるから、少し待ってもらえるかな?」

「分かりました」


陛下は、執務室を出ていった。


「待たせたな。ケンモチ殿には、此だ!」


剣持は、陛下が持ってきたものを見て、ビックリした。

出てきたのは、短剣が輝きを放っていた。


「陛下、此は何ですか?」

「貴族が持つことが、許されている、貴族の証しだ!其を持っていれば、他の、国に行っても、絡まれる事は、殆ど無いからな。其から、此を渡そう!」


陛下が、出したのは紙だった。


「陛下、この紙は何ですか?」

「此は、ケンモチ殿だけの特権で、他の者には、言ってあるから大丈夫だ」


其処に、書かれていたのは、(ケンモチ殿、他国に移住及び移籍する事、禁止する。又我が国が、戦争になった場合のみ、王都の守護を命じる。侵略戦争をする時の場合は、ケンモチ卿と数十名のみ従軍し、後の部下達は、我が国の各地を防衛する事。)


「・・・・・」

「どうだ?ケンモチ卿、内容的に?」

「全く、問題ありませんね。私達が本気を出せば、一国が失くなりますからね」

「だからこその、ケンモチ殿の特権なのだ」

「分かりました」


陛下と剣持が、賑やかに話をしていた。


次回家に帰る

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