第18話
剣持は、目を覚ますと腰が凄く痛いことに気が付いた。
「アイテテテ、腰が痛い。夜に、やり過ぎた。ヒール、治ったな」
「おはようございます!」
「おはよう!」
「昨日は、気持ち良かったです!」
顔を真っ赤にしながら言った。
「俺もさ!ありがとう、俺の元に来てくれて」
「此方こそ、幸せです!此から、共に苦難を乗り越えて行きましょう!あなた!」
2人は、甘甘すぎる朝を過ごした。
「4人共おはよう!」
「「「「おはようございます!」」」」
「昨日、言っていたとおりにギルドに行こう」
「「はい!」」
「良し、腹ごしらえもしたし行動開始!」
4人は、ギルドに向かった。
メイドは、色々と店を回り、必要な物を買いに行った。
「いらっしゃいませ!ギルドにようこそ!登録ですか?其れとも依頼ですか?」
「パーティー登録をしたいです」
「分かりました。何名ですか?」
「4人です」
「分かりました。今から準備をしてきますので、お待ちください」
「分かりました」
準備を待っている間に皆で、クエストボードを見ていたら、変な奴等に声をかけられた。
「よう!兄ちゃん、俺達のパーティーに入るか?」
「いえ!結構です!」
アイリスが答えたが・・・
「姉ちゃん、そう言わずにパーティーに入れよ」
「結構ですから!構わないで下さい!」
ギルド内がざわざわし始め、他の冒険者は待避を始め、口々に「彼奴は、Bランクのガリ達だ!」「彼奴等に関わると、ろくなことがないよ!」「可哀想に、得に女は」等と、騒いでいた。
「おい!姉ちゃん、俺らが大人しく言っている内に従え!」
「嫌です!パーティーは間に合っていますから!」
「あぁん!其処の、兄ちゃんがパーティーメンバー?」
「ガハハハハ!!貧弱過ぎるな!代わりな俺達と兄ちゃん」
「さっきから話を聞いていたら、ベラベラベラベラと、雑魚に用はない失せろ!!!」
殺気を放ち、男達は腰が抜け、コクコクと頭を縦に物凄い勢いで振っていた。
そして、男達は勢い良くギルドを出ていった。
「お待たせいたしました。パーティーの登録完了です!」
「ありがとうございます!」
4人は、ギルドを後にし宿でご飯を取り、アイリスと剣持は王城に向かった。
「其処で止まれ!王城に何のようだ?」
「この度、陛下より爵位を拝命する、ヒジリ・ケンモチです」
「私は、ヒジリ・ケンモチ殿の婚約者、アイリス・リースです」
「確認をするから暫し待て」
「了解しました」
数分後
「確認が取れたから、入って良し」
「ありがとうございます」
こうして、アイリスと剣持は王城に入った。
次回王と謁見する。