表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/50

友人その頃

 悪魔との契約、それにより世界は変化した。これ以上ないほどに根本から。

 適応したのだ。おかしなほどに。

 まず、女性の結婚できる年齢が変化した。十八歳だったのが、一〇歳にまでに下がった。外見年齢は、七歳と半年だ。

 誰でも思うだろ、それ同世代の子供に有利だろ、と。

 それから国会で審議され、学校が共学から別学になった。

 男子は力を持つ者としての責任そして、どんな職種にでも就ける教養を。女子はそ身に起こる危険と、自由な選択肢が与えられた。

 国として二〇〇年前から異常な発展と変化があった。

 騎士団として初代よりも強い十四代騎士王が現れもした、

 そして今日ある事実が消えた。それは・・・




 友也は小さなアパートの一室でいつも通り新聞の朝刊を読んでいた。

「第十六代騎士王はやはり、愚かだ」

 友也はそう呟く。

「ペドフィリア戦闘の強化合宿、か」

「この国始まって以来の愚行だな」

 ペドフィリアは神出鬼没であるため一定の場所にいない。

 騎士王がこの国を少しの間と言えども離れるのは危険だ。

「ん? 何かが違う」

「大事なことが抜けている?」

 友也は兵士棟に出かける支度をし、外に出かけた。

 今日の空は雲一つない青空である。友也はこの空の下を歩き兵士棟に向かった。

「おはよう」

 友也は掃除をしていた昨日入った新人二人、福居兄弟に挨拶をした。

「「おはようございます」」

 そこで友也は、二人に聞いた。

「君達の試験をしたのって、誰?」

 二人は考える素振りすらせず答えた。

「「騎士王様ですよ」」

 二人はなんでこんな質問をするのか聞いてきた。

「いや、何でもない」

 友也は頑張れと、二人に言ってその場所から離れて行った。

「やはり、何かがおかしい」

 友也は考える。

「昨日、騎士王様はここには来ていない」

 友也は考える。何故ないことがあることになっているのかを。

「そうか」

 友也はたどり着いた。真実に。

「記憶がない、それとも間違っている?」

「それならば」

 友也はとある力を使用した。

 辺り一帯が白く光った。

「そう言うことか」

 友也は全て思い出していた。

 すると、このときを待っていたかのように電話がなった。

 確認すると友也やみんなが忘れていた好児からだった。

「もしもし」

 友也は電話に出た。

『友也? なんか大変なことなったんだけど』

 いつもと声が違うことを友也は指摘した。

『その件なんだ、早く来い』

 電話が切れた。

「何なんだ?」

 友也は走り出した、友人好児の元へ。




 ピンポーン

「はぁーい」

 そう言って出てきたのは白髪の幼女だった。

読んで頂きありがとうございました。

評価等よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ