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真実①
好美は教室の男と一緒に放送室へ向かっていた。
「そろそろ話してよ『仙人』さん」
好美は男、仙人に向かってそう言った。
「やはり、気づいていましたか、第十四代騎士王、幼井好児さん」
好美は立ち止まった。
「こっちの情報もつかんでたんだな」
好美は男言葉でしゃべった。
「お前達が出てくるとはよっぽど大変なことが起きてるんだな」
好美は仙人に言った。
「はい、ですから今回はあなたに仲間になってもらいます」
仙人はそう言った。
「じゃあ、行くか、仙人の長のところに」
好美と仙人二人は放送室に向かった。
ミニコーナー 仙人編
国が作った騎士団以外の組織、桃源郷のメンバーのこと。
仙人になる条件は二つ、高い技量を持っていることと、『不能』であること。
幼女に欲情しないことを真理とする組織。
不能のみ使える『仙術』と使う。
仙術は自身の性的能力を代償として発動できる力である。
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