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第3話

すみません。主人公女の子になる予定が、伸びてしまいました。!!


4.5話辺りには、美少女にします。!

淡々と今日の授業は進んでいき放課後、

各クラスの生徒達は明日の魔法学テストと実技試験の練習を行う為にそれぞれ散り散りに別れていく。


魔法学ののテスト範囲はそれなりに従業で伝えられている為、しっかり復習をこなしていれば問題は無いが

実技試験は内容が発表されていない。


過去の試験では、魔法の精度を見られたら実際に教官と手合わせしたりと幅広く見られる為一夜漬けという小細工は通用しない。


明久とユウリはテスト範囲を更に復習する為に

クラスに残りその二人の面倒を見る為に円も残る。


三人で机三つ繋げて勉強していると、他の女子生徒達の声が聞こえてくる。


「ねぇ、見てあれぇ…」

「あぁ…あの二人残って勉強てっ……」

「そういえば、聞いた!?あの二人Dランクらしいよ!」

「えっ!?このクラスにDランクいたの!?w」

「付き合わされてる円さんも大変ねぇ……」


どうやらユウリと明久の噂話を話ししているらしい。

円は、小声で「気にしない、気にしない!」と

二人にそう伝えてくる。


実は、ユウリと明久は入学当時からずっとDランクのままなのだ。

元々、神学はエリート校であるため入学してくる者は皆、レベルが高く最低でもCランクの学生しか居ない。


神学は、エリートの集まりなためかランクが低い者に対しての軽蔑視や酷くなるといじめなどが度々あると聞く。ユウリや明久は気にしていない見たいだった。


更に、言うと魔法師と言う者は本来男性よりも女性の方が向いていると言われがある。現に、歴代の伝説Sランク魔法師は全て女性だったと言われている。


因みに、二人のDランクの大きな理由について


ユウリは魔力についは十分な量を持ち合わせてはいるが、魔力精度が小学生並みで魔法の発動が不安定。


明久は、体力、近接格闘術、共にクラスの中でも秀でているが肝心な魔力量が低く。魔法師としては魔力が一番重要視される為、低い評価を受けている。


そんな二人のため、クラスでは浮いた存在になっている。特に女子達には避けられている様な気がする。


三人での復習も終わりそれぞれ片付けをして帰路につく。


男子寮と女子寮は向かい合わせにあるそしてその中心に噴水やベンチなどがある。

三人は噴水前まで着くと、男子寮と女子寮に別れて

別れを告げようとした時に、円が口を開く。


「明日っ!!頑張ろうねっ!!!皆んなを見返してやって!」


いきなり大声で円が喋り出したので、ユウリと明久は一瞬呆気にとられたが、直ぐに二人同時に答えた。


「あぁ!やってやる!」


「おうよ!絶対試験クリアしてみせるぜ!」



【【試験当日の日ーこの日、主人公ユウリの生活が一変する事になる。】】



試験会場は、本校舎の隣に隣接する訓練場で行わられる。3ヶ月毎に行われる試験だが、注目される学校イベントの一つでもある。そこで、実力があると判断させると風紀委員会含む他のクラブなどからの勧誘があったりする。なので、試験者以外の高学年の生徒達がこぞって試験を観戦する者が出てくる。


午前中に、魔法学のテストは皆無事に終わりどうやら一年生全クラス全員がクリアした様だった。


一年生、全3クラスが訓練場に入りきると二階席、三階席に集まったユウリ達の先輩方にあたる生徒達が声援を送る。


「おーい!一年!頑張れよ!」


「緊張しないで、頑張ってねぇー!!」


「そこの君!!いい体格してるなぁ!格闘クラブ興味ない??」


ちらほらと、試験前から有能そうな一年生にすでにクラブからの勧誘の声が聞こえてくる。


「はい!静かに!!」


各クラスの一年生の、前には壇上がありそこにはユウリ達の担任の紅教官がいて後ろで、手を組み応援団かの様に大声で喋り始めた。


「只今より、今年度一年生第一回目の魔法師実技試験を開始する。私は、今回の試験総合審判を務める1-A担任の高城 紅です。一年生の皆さん、日頃の成果を存分に発揮した下さい。 」


「続いて、副審判二人を紹介させて貰う。」


紅教官の左右にいた人物達が、一歩前に出て喋り始めた。


「俺は、1–Bクラスの担当教官を務める山岡リンドウだ。まあ、特に話す事はないんだがぁ……死なねぇ程度に頑張れや!」


リンドウ教官はそう言うと、親指を立てて生徒達に満面の笑顔で見てくる。


リンドウ教官の印象は、とにかく強そうに見えた。

体格も筋肉隆々で目つきは鋭く、身長は2メートル近くありそうだった。魔力も未成熟な一年生が見ても分かるほどに、体から溢れ出しているのが分かった。


リンドウ教官の挨拶が終わると、最後の一人が挨拶を始める。


「なんですかぁ!?その挨拶はぁ!不安を煽る様な事言ったなダメですよぉ!リンドウ教官さん!」


「私は、1-Cクラス担当教官を務めてる。華道 メイです。皆さん、怪我はない様に気を付けて頑張って下さいねぇ!」


メイ教官の印象は、リンドウ教官とは打って変わって

身長が、小学生並みに小さく華奢な体つきで髪は綺麗な金髪の長髪で身長が低いためか場面に髪の先端が垂れている。Cクラス以外の生徒達は呆気に取られていた。


そこに、Cクラス全員がこう言った。


「メイちゃん可愛いー!!」


「頑張れ!!」


「今日も小さいね!!」


その言葉に、メイ教官は顔を真っ赤にして猛反発!


「可愛くないよぉ!」

「今日頑張るのは、皆んななんだからね!!」

「後、小さいって言って子は後で二人で話したことがあるんだから覚悟してよね!!ぷんっ!」


ユウリ自身も、呆気に取られていた。

試験という事もあって、集中を高めていたのにも関わらずまるで運動会でも始まるのかと不満に感じていた。


教官達の、紹介も終わり試験が始まる。






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