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第2話

1ーA【教室】


ここが、ユウリと明久の教室だ。


ガラガラと横開きのドアを開けると、

二十ニ名と少なめ人数のクラスメート達

二人を合わせて一クラス22名からなっている。


ユウリと明久が最後に到着したようだ。


そこに、「おはょっ!」

二人の前に手を振ってやって来た。女子生徒が一人。


それに対して二人で返事


ユウリ「おはよう!」

明久「よっ!」


この女子生徒はユウリと明久の幼馴染で

親友の【与良町よりまち 円】


ピンクの色の肩よりも少し長めの髪でパッチリとした緑色の瞳、体格は女子らしく小柄で天真爛漫な性格で男子生徒の人気も高い。勉学に関しては、ユウリ、明久、に教えてあげたりと優秀だ。


そんなこんなで、たわいも無い話をしていると

チャイムが鳴りクラスの全員がわたわたとそれぞれの席に着席する。すると直ぐに一人の教官が入ってくる。


教官に生徒の目線がいく

黒髪長髪赤色の瞳で左眼には金色の装飾が施されている眼帯をつけた教官


【高城 紅】


1ーA担当の教官で見た目は軍人か!?って言う

くらいの気迫を感じるが。とても優しい教官で

生徒からの信頼も厚い。


「皆んな、おはよう!」


紅教官の一言に生徒が「おはようございますっ♪」


「先日、皆んなに話した通り明日魔法学の小テスト、魔法師実技テストがありますので、その復習を始めたいと思います。」


そう、ここ神学では三ヶ月毎に【魔法学のテスト】、

【魔法師実技試験】、が行われており。


ユウリ達一年生は、学園来てから初めての試験になる。


紅教官は、魔法学のテストに向けての復習内容を話し始めた。


「まずは、魔法師について噛み砕いて簡単に復習していきましょう。」


黒板に何やら書き始めて説明を始める。


「まず、魔法師とは自然に存在するマナを元に魔法を行使する存在です。そんな魔法師にはランクが存在しDランクからSランクまでがあります。」


次々と、黒板に書き進めていく紅教官。


「まあ、Sランクなんてほとんど存在しませんけどね!。」


この世界ではどんなに優秀な者でもAランクまでが

せいぜいで、Sランクという者は過去を遡っても

十人程しか存在していないらしい。

説明を続ける紅教官。


「そもそも、魔法には段階があり一番簡単な魔法は

一階理魔法、最高なもので10階理魔法までが存在が確認されています。」


「因みに、Aランクになる為には六階理魔法取得が条件課題になっています。」


淡々と、静まりかえった教室で紅教官が説明を続けている時、一人の生徒が質問を投げかける。


「教官、Sランクになる為には何階理魔法を覚えれば良いんですか!?」


その質問は皆んなが気になっているところだろう

ユウリ自身も最強の魔法師を目指している分聞き耳をたてる。


その質問に。クスリと笑い紅教官は答える。


「そうだな、もし現代にSランクなんて化け物が存在するなら8階理くらいと言われている。」


と紅教官は、曖昧そうに答える。


「くらいってなんか曖昧ですね!?」


先程質問した生徒が答える。


「なんせ、Sランクの魔法師はここ数100年現れていないのだからな。今、世界魔法師評議会でもその議題が上がっているみたでな。基準ラインを下げるやらどうとかな…」


そう、つまりこの世界の現代で最強はAランクの魔法師までしか存在が確認されていない。


しかし、ユウリはSランクの魔法師を目指している。

世界最強になる為に。………




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