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第1話

「」僕達が住むこの世界には、マナで溢れ魔法が当たり前の様に存在して生活の一部にもなっている。


そんな世界で僕【神田ユウリ】は世界最強の魔法師を目指して神明魔法師学園に通っています。


神明魔法師学園は歴史ある学園であり、歴史に名を残す優秀な魔法師を数多く世に送り出した事で有名で順風満帆な生活が始まると思っていたのですが……


学園に通い始めてすでに3ヶ月が過ぎた頃

まさかあんな事になるなんて……


「うっ・・・はぁ・・」


目が覚めたユウリは学園に行く準備を始める

学園に通うため学生寮で一人生活を始めて3ヶ月

いい加減にこの生活にも慣れてきた。


いつも通りに、【神明魔法師学園】略して【神学】の制服を着て洗面台に立ち身なりを正していく。


身長170cm体格は細身でスラっとしている。

髪は黒髪で肩までは届かない寝癖を直して

どの学年かを示す青色のネクタイを締めて


「いってきます・・」


ユウリは男子学生寮の一人部屋の一室に別れを告げて学生寮を後にする。


「よっ!ユウリ!学校行こうぜ」


学生寮を出て直ぐに、声を掛けてくる男子が一人


名前は【一条 明久】180cmの長身で、体格にも恵まれておりユウリとは同じクラスメートで親友の中


「明久、おはよう」


ユウリは、一言そう告げると明久と共に学園に向けて歩を進める。


ここ、神明魔法師学園、略して【神学】は大きく分けて、校舎、男子学生寮、女子学生寮、訓練場、


敷地内は広く、この四つの建物で構成されており

神学の学生達は、毎朝学生寮から学園の本校舎まで歩く事になり学生達にとって登校時間は少し憂鬱だったりする。


本校舎の門までたどり着くと、風紀委員会の面々が

身だしなみ、持ち物チェックを始めていた。


魔法師学園の中でも神学はエリート校なので

こういったチェックは月に1回行われており

毎朝の身だしなみのチェックは欠かせない。


「次、貴方!こちらへ!」


眼鏡を掛けた、黒髪ショートカットの女性が僕に指を指して呼んでくる。


呼ばれた通りに、女子生徒に近づきチェックがはじまる。

よく見てみると、左腕には会長の腕章が付いているのが分かった。


この女子生徒は風紀委員会の会長


目城めしろカナメ】


通称、【鬼会長】風紀を重んじとにかく真面目で

曲がった事が大嫌いで、男子を毛嫌いしている節があり男子生徒からは特に恐れられている。


風紀委員会は風紀を乱す生徒を見つけ次第

それを正すのが仕事であるが、時と場合によっては

実力行使で粛清する事を学園から許可されている。

ある程度の実力がないと風紀委員会には慣れないので

風紀委員会の腕章を付けているだけで相当な手練れだと分かる。


なので、大概の生徒は腕章を見るだけで大人しくなる。

その中での会長とはトップの実力者で粛清出来なかった者はいない程である。


「何処を見ているのかしら!?」


「っ!!」


腕章に目線がいっている時にユウリは、

突然その女子生徒に耳元で声を掛けられ驚く。


「特に、問題は無さそうね。通って良いわよ」


そう言って僕の後ろに並んでいる他の生徒の身だしなみのチェックを始める。


チェックが終わり教室に向かうユウリと明久

これからいつもの授業がはじまる。


この時、ユウリは思っても見なかった。

まさかあんな事になるなんて………









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