表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/162

34 決闘王目指します

王都へ到着します。

ヴァニエは前衛型のB下位、技術や魔法がないので総合ではC中位です。

村から旅って3日、現在俺たちは大量のモンスターに襲われている。


「ゼノンッ! だいたい集めきったっ!」


いちいち一匹ずつ対応していたのではキリがないと判断した俺は、エレンにモンスターを引き付けてもらうことにした。

エレンがモンスターのターゲットをとり1か所へ集め、俺がそこを圧力魔法で一網打尽にする作戦だ。


「フンッ!」

「「グギャッ!?」」


ぐしゃぁ……。


圧力魔法で半径40mほどのモンスターたちがひき肉になった。

相変わらず凶悪な魔法だな、絶対くらいたくない……。

今ので5000くらい魔力がもっていかれたが、それに見合った威力はある。

オーバーキルってやつだな。


「相変わらず反則みたいな威力だね……」

「正直俺もドン引きしてる、実践で使うの魔大陸に来てからだし」


圧力魔法の情報を伏せていた俺だったが、すでにエレンには見られていたため手札のカードの1枚を公開することにしたのだ。

まぁここは魔大陸だ、いつどんな超常的な敵対者が現れるかわかったもんんじゃないしな…いざってときに躊躇わない為にも妥当だと思う。


「オホホホホッ! それでこそ我が家臣ですわっ! お二人とも、今度お父様に紹介してさしあげてもよろしくてよっ」


いやいやいや、なんて紹介するつもりなんっ!?

決闘相手か!?

デュエリストの紹介なのか!?

あんたの父さんに紹介されたら即戦闘になりそうだ。


村から出てすぐモンスターに襲われ続け、なぜか王都へ近づくにつれモンスターの勢いは増していくため、ヴァニエの指示(しているつもりらしい)の元、俺とエレンがモンスターの処理をしていた。

俺とエレンの実力を知ったヴァニエはやはり俺たち(エレンも増えた)を家臣にすると言いだし、必死の反対も虚しく本人は既に家臣にしたつもりになっている。

お嬢様パワーやべぇ……。


ちなみにモンスターの質はDが平均だったが、質も量も増してきた今ではCに届こうとしている。

レベル上げができるので、モンスターに関してだけはまんざらでもなかったり。

それに俺もすべての迷宮魔石をもってきているワケじゃない、王都で換金アイテムがなきゃ困るしな。


「地図によれば、だいたいあと3日…ここらへんが中間地点だな」

「食料はモンスターで賄えるけど、水が心許ないね…あと数日はもちそうだけど速足でいった方がいいよ」


モンスターはイノシシやゴブリン、シカやスライムが出るため食べられるものも半数ほどいるが、水だけはどうしようもない。

……もっと急ぐか。


「んぐっんぐっ、ぷはぁ。……私はそんなに気になりませんことよっ」


((あんたが一番心配なんだよ…))

ヴァニエの水筒にはあまり水が残って無さそうにみえる。

俺のはあげないからな!

……あげないぞっ、……たぶん。


そんなこんなで元魔王城がある王都へ到着した。

ちなみに途中からヴァニエも参戦し、モンスターを見た目からはありえないパワーでちぎっては投げていた。

魔法や魔力を使った遠距離技は使えないみたいだが、単純なパワー・スタミナ・スピードがB級下位くらいあった。

外に出て戦うのは初めてらしいが、脳筋パネェ。


「……お前たち、そこで止まれ。身分を証明するものを提示するか、魔銀貨を支払え」


どうやら前回の村とは違い王都には門番がいるらしい、まぁさすがにいるか。

魔銀貨ってのはたぶん銀貨の魔大陸版だろう。


「なんですのあなたっ! 私を誰だとっ! ……むぐぅ」


エレンがあわてて口を塞いだ、ナイスエレンっ!

こんな敵地のど真ん中で騒ぎを起こしたらやばいからな。


「すみません、魔銀貨はないですけど道中で狩ってきたモンスターの魔石ならあります。換金できますか?」

「……ん? おお、それならその魔石45個でいい。子供3人ならこのくらいだな、ようこそっ王都ゲイムへ!」


子供料金になったらしい、門番はあっさりと通してくれた。


王都を見回っていると、カーデンの街並みと大差ないようにみえる。

闘技場もあるみたいだし、違いといえば若干武器防具の店が多いくらいか。

あと建物の色が全体的に落ち着いている。


王都ゲイムを旅立つとしばらく大きな町はなくなるので、とりあえずここを拠点に旅の準備整えることにした。

ここにも冒険者ギルドの魔大陸版みたいなものがあり、ハンターギルドと言われているみたいだ。

資金稼ぎにはもってこいだな…宿をとったらさっそく登録しとこう。



「エレン、ヴァニエ。ハンダーギルドに登録しとこう。今後なにかと利用するだろうし」

「ハンターギルド! お父様はハンターギルドのトップランカーですのよ! トップランカーともなれば闘技場への招待はもちろん、その景品だって優遇されるのですわっ。ふふん」


……なんですと?

ゲイムの闘技場には景品制度なんてものがあるのか。


どんな景品があるのかしらないが、覇者のグローブ以降まったく武器にめぐりあえなかった俺の真の力がっ!

うっ、右腕がうずく!



……ハッ!?

俺はなにをやっているんだ、この病は過去へおいてきたはず!

中二病ともいう。


エレンがなにか変なものをみるような目でみてきたが、俺は景品のことで興奮していたのでスルーした。

とりあえずハンターギルドに登録するとして、闘技場へ通ってみるのもいいかもな。

伝説の魔剣とかにであえちゃったりしてな!


日本の男子が必ず発症するといわれる、若かりし頃の病を再発し、俺は闘技場無双計画を企んでいた。


決闘王に、俺はなる!

キング・オブ・○ェリストの誕生…?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ