人間の思惑
投稿が遅れてしまいすみませんそれと今回主人公は出てきません
[討伐隊はこっちに集まってくれ]
門の前に大きな声が響く
[ギルドカードの確認が終わったらこちらの馬車にのってくれ]
[はぁ!?なんで討伐隊に入れねねえんだよ!!]
[悪いがDランク以下の冒険者は討伐隊には参加出来ない。]
[でも今回倒すドラゴンはFランクなんだろ俺はEランクだぞ!!]
[じゃあお前は人食いグマを倒せるのか?]
この街の気温は暖かいがこの場の空気が寒くなったこの男の声にはスキル[威圧]が含まれているようだ
[こ、今回の討伐になんの関係があるんだよ!]
[今回討伐するドラゴンは人食いグマを無傷でたおしていたぞ、それを倒せないお前がいっても死体が一つ増えるだけだ。]
[く、クソが覚えてろよ!]
[ふう、ドラゴンの討伐で来る奴はドラゴンのおそろしさをしらないのか?]
[いや、そもそもドラゴンと戦ってこれる奴なんて居ませんよ。居るとしたら貴方位でしょギルドマスター]
[いやあの時の感情は恐怖一色だったあんな存在がいることすら信じられない。あれと互角に戦うならばSランクど冒険者は5..いや8は必要だな。]
[え、あの人外が8人も必要なんですか!!]
[まあ今の状態なら一人で足りるだろうしかしそうやって野放しにしておくといずれ手が付けられなくなるからなそれに邪竜種でなかった場合でもバカな冒険者が素材や名声目的でちょっかいだして国が滅ぼされるのは御免だからな。]
[うわーもう人間に勝ち目ないじゃないですかーもしかして魔王より強いんじゃないですか。]
[まあ、そうかもなだからいま倒すんだ。]
[そうですよねドラゴンが魔王になったら....想像したくないですね。]
[じゃあここの警備はまかせたぞ。]
[分かりました。ギルドマスター]
[今回の討伐上手くいけばいいけどな。]
[ドラゴンだとそれは本当か!!]
アパティス王国の廊下にそんな声が鳴り響いた
[早速、王国の兵士に捕獲しにいかせろもうすぐ帝国との戦争で戦力がほしい。ドラゴンなら敵の攻撃をモノともせず、敵を蹴散らしてくれるはずだ。]
[しかし、ドラゴンは恐ろしく強い上に知恵もまわると聞きます。捕獲して戦力にするのはどうかと...]
宰相のような男がそう言ったこの男が言ったことは正解だろう、何故ならドラゴンは一体でも国など豆腐を潰すように破壊出来るのだしかし王は...
[ええい、魔物ごときどうとでもできるわい直ちに捕獲命令を出せ!!]
愚かだった
[しかし...]
[それ以上の発言は反逆罪と見なす。それが嫌なら直ちに捕獲命令を出せ]
[.....分かりました。]
宰相のような男はドラゴンのおそろしさをを知っている何故なら親をドラゴンに殺されたからだったそれでも王の命令に反対するのはその圧倒的な力を見たからだ宰相ような男の村の一人がドラゴンを怒らせドラゴンが村まできてしまい村は業火に焼かれ村人は空気すら切り裂くような爪で切り裂かれあるいは炎に当たり死んでいった。宰相のような男の親も死んでいった村人の一人だった宰相のような男はあの時の炎の熱さを覚えている。否、忘れられなかった。あの悪夢のような出来事をだが王の権力には逆らえなかった。王の命令一つで自分の首など飛んでしまうからだ。
[ではドラゴンを捕獲するための薬、それとこの国の精鋭を集めてきましょう。]
[それでは、任せたぞ絶対に失敗するなよ。]
[分かりました。]
宰相なような男はかすれた声でそう言った
[よしでは人数確認だAランク冒険者8人Bランク冒険者18人Cランク冒険者24人全員揃っているなそれでは出発するぞおおおお!!!!!]
[[[[[[[[オオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!]]]]]]]]
冒険者達は元気な声でそう言った。このあと待ち構えている魔物が普通の魔物では無いことを知らずに...
次回は主人公が出てきますので安心してください