異世界転生『勇者』
遅れてすみません。ちょっと家の都合で書けませんでした。そういえば勇者って他の小説を見ると酷い扱い受けてますよね。
ここはドランがいるところではない別の世界その世界の名前は『地球』そしてここには一人の少年がいた
[受験勉強めんどくせーーいっそのこと勉強なんかしなくてい異世界にでも転生したいなー]
そんなことを言っていると窓の外から焦った人の声が聞こえた
[おいなんなんだあれは!?]
[とりあえず離れろおおおお!!]
[置いてかないでくれ~~~]
その様子を聞いていた有田誠治という名の少年は勉強を中断して窓の外がどうなっているのか窓を開け確かめようとした
[全く、何も無いじゃないかこっちは受験勉強で忙し..なんだ?]
その少年が聞いた人生最後の音は隕石が近づいて来る音と人々が逃げ惑う音、そして隕石の衝撃波と直撃で破壊される自分の身体の音だった
[ん?ここはどこだ?]
少年『有田誠治』は真っ白な部屋で目をさましたそしてその次に目に入ったのはその部屋の溶け込むような白い服を着ている人型の物体だった
[やっと起きたかいやー100年も目を覚まさないなんて魂が溶けて無くなったのかと思ったよ。]
[あんたは誰だ!?そしてここはどこだ!!!]
[そんな怖い顔をしなくてもいいじゃないか死んだ魂を呼んだだけなんだし]
[死んだ...だと?]
[まあ、御愁傷様って奴だよね隕石に当たって死ぬなんて、ある意味運良いよ。]
[う、嘘だああああ!!!俺が死んだなんて!!ん?まてよ...隕石に当たって死んだ?あ~~俺はこんなやつに騙されるなんて、受験生として恥ずかしい、隕石に当たって死んだなら身体は残ってないはずだお前は何が目的だ身代金か?それとも何かのドッキリか?もしかして...人体実験か!?]
[心外だなあ、僕がそんな真似するわけないだろ。ドッキリってのは案外間違ってないかも]
[じゃあ速いところ家に帰らせろ受験が迫ってきてるんだ。]
[悪いけど、ここは君がいた世界じゃない。そして君の身体はもうないし生きてもいない。]
[あ~~そこら辺の設定とかいいから家に帰らせろ俺は神様や魔法、異世界転生なんてものは信じないタイプの人間だから。]
[分かった、君の言う神や魔法を見せればいいかな異世界はみせても意味ないだろうし。]
[へえ、見せて貰おうか受験勉強の参考になるかもしれないし。]
[絶対信じてないだろ、まあいい。『神焔』]
そう言うと人の形をした物体の手から火球が出来圧縮指せていくそして..打ち出された。そしてそれは誠治の方へと飛んでいった
[ヴィーンゴォォォォォォォォドギューーン!!]
[え?]
[分かったかいこれで納得してくれなかったら今度は痛覚遮断状態を解除してさっきの10倍..いや100倍をプレゼントしてあげよう。]
[もうわかりましたから止めてください]
[良かった~~また1000年の魂探しなんて絶対やだからね。]
[で、疑問なんだが、なんで俺をここに呼んだ?]
[実は異世界に魔王的な存在が居てそれを倒すためにいってほしいそれと..君と同じ世界の住人が別の世界に紛れてしまって探すのが大変なんだ。で、魔王が発生する世界と紛れちゃった魂がいる世界がおんなじだから異世界に行ってくれないかな。]
[要するに魔王を倒すのと紛れてしまった魂を探せってことか。あと魔王なんてものを倒すんだし、なんかくれるよな]
[勿論さ、神の力そのものをあげるわけにはいかないけどそのぐらいの力なら神の加護ってことであげれるよ。]
[ちなみに探す魂の特徴っていうかヒントが欲しいんだけど]
[じゃあ言うよドラゴンっていうモンスターで火を使う攻撃をする。あ、あと人になれる、まあなるっていうよりは化けるっていう感じだけど]
[うわっなんかめんどくさそうだな。後、その異世界で言葉通じるのか、]
[うん、ちゃんと通じるし、金もあげるよ一週間豪遊出来るくらいなら、後、装備なら...]
[もういい、異世界を攻略本ありでクリアするのは嫌だ。それより速く力を寄越せじゃないと魔王倒さないぞ。]
[待って待って!!えーとこれは火の魔法こっちは...]
[もういい自分で決める!]
それから約5時間掛かって勇者『有田誠司は』異世界へと旅立つのだった。
次はドラン視点でお送りします




