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(────父さんっ)



 ぱちっと目を覚ました薙は、そこが天界ではないこと知る。薙が嶺と過ごした人界の家、その自室に彼はいた。



「戻ってきたのか・・・」



 呟きながら、窓に近付くと髪も眼も黒になっており、能力を封じてあるのがわかる。

 部屋のドアが不意に開き、振り向いた薙は驚く。そこに立っていたのは────



「嶺!?」



 自分が殺したはずの、二度と戻ってくることのない人物である、嶺の姿。



「なんで・・・どうして!?」

『贈り物を与えよう。お前が・・・一番、望むものを・・・』



 父親がそう言っていたのを思い出す薙。



「本当に・・・嶺なのか?」



 確かめるように、ゆっくりと問う薙に「そうだよ」と嶺は答えた。



「戻ってきたんだ、お前と一緒に」



 嶺の言葉に薙の目に涙が浮かぶ。



「────お帰り、薙」



 紡ぎ出された言葉に薙は笑顔で答えた。



「ただいまっ、嶺!」



 ────と。





完結です!

グタグタな終わりになってしまい、自分の文書力のなさを痛感いたします(。>д<)

次回は短編にしようかと思いますので、機会がありましたら、また読んでください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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