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Angel Treasure --天使の宝物--  作者: 黒崎ましろ
1/1

見える天使

はぁなんとか間に合った。

今日終わったらやっと春休みだぜ。


キンコンカンコーン

「えー、一年A組神乃上さいと君。至急職員室まで来てください」


ハハハ、まだ8時29分53秒だぜ?間に合ってんのになんで呼ばれるんだよ。


大体、日本は時間に厳しすぎるぜ。くそっ。


ガラガラ

「失礼します」


「おー、神乃上。こっちだこっち」


はぁよりによってハゲ鬼の山田じゃねぇかよめんどくせぇ。

「なんすか?遅刻してないっすよ俺」


「分かってるよ。今日はそのことじゃない。」


おー今日は珍しくおとなしいなこのハゲ。


「わかりましたから早く用件を」


「神乃上、お前の検査結果陽性だったぞ」


「えっ?」


「春休み終わったらお前はエンジェルタウンの南天使学園に通うように」


「はぁ?」

おかしい。生まれてからずっと検査では陰性だったはずなのに。


「もう転校の手続きも済ませてあるから。行けるなら明日にでも行っていいぞ」




行っていいぞってあんた・・・・

「分かりました。失礼します。」


まぁ確かに先生が早く行けって言ってるのにも納得出来る。強力なエンジェルアイの持ち主には稀に天使を引き寄せる力があるからだ。他の生徒に被害が出て騒ぎになるのも学校としては嫌なのであろう。

つっても最近いきなりエンジェルアイになった俺に天使がよって来るわけもないがな。

まぁこの学校には友達と呼べるものもいないし明日にでもエンジェルタウンに行くとしよう


つってもエンジェルってまだ見たことないなぁ。

化物みてぇなのだったら即帰るか。

そんなことを思っている半面心のどこかではワクワクが止まらない俺がいた。


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